レアル・マドリーのFWジネディーヌ・ジダン監督とユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督

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 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は2日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦ユベントス戦の前日会見に出席した。昨年5月の前回決勝と同カード。だが、昨年度の勝利が優位につながるとは考えていないようだ。スポーツメディア『スカイ』が報じている。

「この試合と10か月前に行われた試合はまったく関係ない。別の試合だ。だから油断せず、入念に準備する必要がある」。そう切り出した指揮官は「カーディフでの決勝とは完璧に別の試合だ。私たちについてはあまり変わっていない。選手もそこまで入れ替わっていないからね」と言葉を重ねた。

 たしかに「今シーズンはなかなか自分たちの思うようにはいかなかった」というように、状況は異なる。リーガ・エスパニョーラ、欧州CLの2冠を果たした昨季とは対照的に、今季はリーグで首位のバルセロナに勝ち点13差。欧州CLには最大にして唯一のタイトルをかけて臨む形となっている。

 一方、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は前回決勝を意識している模様。「カーディフでの前半戦のようにプレーする必要がある。だが前半だけでなく、試合全体を通してああいうパフォーマンスを出さなければならない」と1-1で終えた前半のようなプレーをしていると考えているようだ。


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