大谷翔平、羽生結弦、松山英樹、高梨沙羅【写真:Getty Images】

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世界に影響を与えるアジアの若き才能30人…日本人では羽生、松山、大谷、高梨が選出

 米経済誌「フォーブス」が今まさに世界に影響を与える“若きアジアの30人”を発表。日本からフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)、ゴルフの松山英樹(レクサス)、野球の大谷翔平(エンゼルス)、スキージャンプの高梨沙羅(クラレ)の4人が選出されている。

 世界の長者番付、世界で最も影響力のある人物ランキングなどで話題を集めている同誌。今回は「アジアの若き才能」にスポットを当てている。アスリート界そして、女優、歌手らショービジネス界から世界に影響を与える30歳以下の30人を選出。特に近年、大きな輝きを放つ人物を取り上げている。

 女優やアーティスト、ラッパー、映画監督ら各界から若き天才たちの名前が並ぶ中で日本からは平昌五輪で66年ぶりの連覇を達成した羽生。ゴルフで世界一を目指す松山。昨オフメジャーに挑戦した“世界の二刀流”大谷。そしてスキージャンプでW杯歴代最多55勝の高梨という日本を代表するアスリート4人が入った。

 同誌は個々に寸評をつけている。羽生についてはこう紹介している。

「ユヅル・ハニュウはフィギュアスケート界の生ける伝説だ。彼は世界記録を樹立したのち、自分自身でその世界記録を打ち破った。五輪では2連覇を達成。彼の次なる野望はいまだ大会で誰も成し遂げていない4回転アクセルだ」

松山は「日本最大の希望」、大谷は「日本のベーブルース」、高梨は「最も成功を収めているアスリート」

 日本のゴルフ界のエース松山については、「米国とイギリスによりほぼ独占されるゴルフ。その中でヒデキ・マツヤマは日本最大の希望としてメジャー制覇を目指している。その謙虚なスタイルはいまや彼のトレードマークとして世界に浸透している」と伝え、米国のトランプ大統領、安倍晋三首相とラウンドしたことも紹介している。

 そして昨オフに海を渡った大谷については「この男は、“日本のベーブ・ルース”として知られる。それは過剰表現ではない」とし、高梨については「彼女はまだ若いにもかかわらず、このスポーツにおいて、最も成功を収めているアスリートの1人として認知されている」と寸評している。

 日本の4人以外では、米タイム誌選出の「2017年度世界で最も影響力がある十代30人」にも入った中国の映画監督、フー・ランラン。インドネシア出身のラッパー、リッチ・ブライアンらも入っている。(THE ANSWER編集部)