レスターでは高く評価されている岡崎 photo/Getty Images

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日本代表FW岡崎慎司の価値を理解しているレスター・シティのサポーターとしては、岡崎が日本代表で主軸になりきれていないことに驚くのではないだろうか。岡崎は2010南アフリカワールドカップ、2014ブラジルワールドカップの両大会を経験しており、南アフリカ大会以降では日本代表で最も得点が期待できる選手の1人だった。

しかし、岡崎は23日にマリ代表、27日にウクライナ代表と親善試合を行う今回の日本代表メンバーに入っていない。これに地元紙『Leicester Mercury』は、「岡崎のロシア行きの夢は破れたのか?」と注目しており、ワールドカップまで100日を切った中で代表メンバーに呼ばれなかったことからヴァイッド・ハリルホジッチ監督の構想外になったのではないかと感じているようだ。

岡崎は怪我から復帰して間もないと考えることもできるが、昨年11月の欧州遠征でもメンバーには入っていない。同メディアはハリルホジッチ監督がネームバリューなど過去の実績で選手を選ぶタイプではないと見ており、岡崎よりも若手選手を優先する傾向にあると伝えている。

岡崎、本田圭佑、香川真司の3人は近年の日本を支えてきたアタッカーだが、ロシア行きが怪しくなっている。これまで海外組は何より重要視されてきたが、ハリルホジッチ監督は国内組も積極的に呼んでいる。海外でプレイしているから無条件で選ばれるという状況ではなく、岡崎もロシアへ向かうにはレスターで今以上にアピールする必要があるのだろう。

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