フランスWikoのgooスマホ「g08」は驚異的なハイコストパフォーマンスなモデルだ

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SIMフリースマートフォンは、大手通信会社とは異なる、様々な海外メーカー製のモデルが販売されています。

SIMフリースマートフォンでは、中国、台湾系メーカーが多いわけですが、異色の存在がフランスのメーカー「Wiko(ウイコウ・ジャパン)」があります。

ウイコウ・ジャパンは、昨年2017年より日本で販売を開始しています。
Wikoは、フランスではもちろん人気のスマートフォンメーカーですが、フランス以外の各国でもスマートフォンを販売しています。


その「ウイコウ・ジャパン」は、格安SIMのOCNモバイルONEとのセット販売で人気のgooスマホから「g08」(グーマルハチ)をリリースしました。
gooのスマホは、
SIMカードとのセット販売で、大幅な割引も行われており、格安SIMフリースマートフォンの中でも入手しやすいのが特徴です。

「g08」は、「ウイコウ・ジャパン」のから現在発売されているミドルシップモデル「View」の上位機種「View Prime」をベースしています。

「g08」は、実用的なモデルとして十分な機能を搭載していますが、驚くべきなのは価格設定です。発売記念の価格として、2018年3月26日まで6,800円(税抜)という破格の価格にて販売されているのです。(発売記念の期間以降は、16,800円税抜)


g08



価格だけを見ると、ローエンドモデルの格安スマホよりも安いのですが、性能や機能はミドルシップモデルという、高コストパフォーマンスな製品なのです。

性能面をみても、
・OS Android 7.1
 現行モデルの最新OS
・5.7インチ縦横比18:9のHD+ディスプレイ
 最新の18;9縦長画面
・背面には指紋認証センサー
を搭載し、バッテリーも大容量の3,000mAhと充実しています。


指紋センサーを搭載した背面。


人気のカメラをみても、
デュアルレンズインカメラ2000万画素+800万画素で、120度の超広角撮影が可能となっており、ハイエンドモデルにも勝るほどのセルフィー機能を搭載しています。
アウトカメラも1600万画素ながら、屋内や夜景にも強いF2.0と明るいレンズを搭載しています。


すごいセルフィー撮影を実現するデュアルレンズインカメラ


g08は、
SDカードとSIM2枚を使えるデュアルスタンバイ(DSDS)対応しており、LTEと3G (W-CDMA)の同時待受が可能となっています。
ネットワークも、広いバンドに対応しています
(LTE FDD:B1/B3/B5/ B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28B, LTE TDD: B38/B41, W-CDMA: B1/B2/B5/B6/B8, GSM: 850/900/1800/1900 MHz)


デュアルスタンバイ(DSDS)対応


CPUは、オクタコアプロセッサ「Snapdragon 425」と、速度としては、ミドルローレンジ程度ではありますが、内蔵メモリは、4GB RAM と64GB ROMを搭載。
十分な動作メモリ4GBにより、余裕のある操作が可能です。


64GB ROMを搭載


これだけの機能を搭載したモデルが6,800円(期間以降は16,800円)とは、これまでの見てきた格安スマホの中でも、驚きの価格設定だと感じます。

性能的に比較はできませんが、iPhoneのフラッグシップモデルとして話題となったiPhone X(5.8インチの縦横比18:9)と、ほぼ同じディスプレイサイズというもの驚きです。
もちろん解像度は、g08が1440×720ドットで、iPhone Xの2436×1125ドットと大きく異なりますが、低解像度のおかげで動作への負荷は小さくなり、体感の動作速度は快適になります。
また、高解像モード以外のYouTubeを見る程度であれば、g08の画面の大きさは、大きなメリットとなるでしょう。


YouTubeの再生例


g08は、実用的なミドルシップモデルとしては驚くほどの低価格で、ありえないほどの高コストパフォーマンスを実現したモデルです。
初めてのSIMフリースマートフォンや2台目のスマアートフォンとしても、検討したいモデルになっています。

g08


伊藤浩一