金メダルを獲得した羽生結弦【写真:Getty Images】

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日本勢1号、66年ぶり連覇、冬季五輪1000号…羽生はやっぱり“持ってる男”だった

 平昌五輪は17日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)は206.17点をマークし、合計317.85点。1952年のディック・バトン氏(米国)以来、66年ぶりとなる連覇の偉業を達成した。これは冬季五輪史上1000個目の金メダルというマイルストーン。偉業をオリンピック史に残る節目で花を添えた“持ってる男”に対し、五輪公式サイト、米メディアが称賛している。

 さすが“持ってる男”だ。もう、これ以上の感動のストーリーなんであるのだろうか。涙の連覇を果たした羽生。五輪公式サイトは「ハニュウは冬季五輪の1000回目のメダルイベントで優勝」と報じている。

 1924年1月26日、シャモニー大会でスピードスケート男子500メートル優勝のチャールズ・ジュートロー(米国)が初めての金メダルを手にしたが、記念すべき1000個目の金メダルとなったと紹介している。特集では「このランドマークは冬季五輪初の金メダル獲得以降、94年ばかり遅れてもたらされた」と羽生の偉業を称えていた。

米紙も紹介「ユヅル・ハニュウが冬季五輪史で1000個目の金メダルを獲得」

 米地元紙「USAトゥデー」も「ユヅル・ハニュウが冬季五輪史で1000個目の金メダルを獲得し、フィギュアスケート男子シングルのマイルストーンに到達した」と紹介している。

 一方で、男子スノーボードハーフパイプでショーン・ホワイトが米国の冬季五輪史上100個目の金メダルを獲得していたことも合わせて紹介している。

 日本の今大会1号の金メダルは、男子シングル史上66年ぶりであり、冬季五輪史上1000個目の金メダル。何をやっても画になる、羽生らしい、記録づくめの金字塔となった。(THE ANSWER編集部)