有限実行の賞金王!マッチプレーで日本の強さを見せ付ける(提供:大会事務局)

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<ISPS HANDA ワールドスーパー6パース 3日目◇10日◇レイクカリーニャップCC(7,143ヤード・パー72)>
トータル4アンダー・14位タイで終えた第2ラウンド終了後、「(3日目は)しっかりとトップ10を狙っていく。少しずつバーディチャンスも増えてきているし、スコアを詰めていきます」と宣言した宮里優作
【注目選手スイング解説】賞金王・宮里優作は細い軸で回転できる筋力がスゴイ
その言葉どおり、第3ラウンドは6バーディ・2ボギーの“68”とスコアを伸ばし、5位タイに浮上。有言実行、国内賞金王の貫録を見せ日本勢トップで最終日のマッチプレー進出を決めた。
第2ラウンドでは強い風を逆に味方につけ、14番パー4では見事なバンカー越えの1オンに成功した。しかし、この日は風に悩まされ、「前半は良かったけど後半は風が出てきて、前半の感じで無警戒に攻めたホールでセカンドが長くなったりしてしまった。もうちょっとメリハリをつけられれば良かったですね」と、マネジメントの面で反省。昨日、調子が悪かったというアイアンに復調が見えただけに悔しさが残るが、「グリーン上が良かったのでスコアが伸ばせました」と、17年平均パット数1位が示す持ち味のパッティングを生かし、4ストローク伸ばしてホールアウトした。
同大会は3日目までを54ホールのストロークプレーで戦い、上位24人が最終日に行われるトーナメント形式のマッチプレー(6ホール)に進む。5位タイと余裕で最終日進出を決めた宮里だが、「マッチプレー? あんまり強くないんだよね(笑)」と少し弱気の発言も出たが、もちろん本心ではない。
「こっちの選手は腹くくったときに本当にすごいゴルフをするから。どれぐらいそれに影響されないかですね」。裏を返せば、相手にさえ惑わされず自分の実力を発揮すれば十分に勝機ありだ。国内賞金王の名にかけて、日本トップの強さを海外勢に見せつける。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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