23日、米華字メディア・多維新聞は、中国・上海市でこのほど行われた米有名ブランド「ヴィクトリア・シークレット」のファッションショーで、壇上を歩いていた中国人モデルが転んだことに対する人々の反応は「中国のメンツに対する考え方を象徴している」と報じた。

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2017年11月23日、米華字メディア・多維新聞は、中国・上海市でこのほど行われた米有名ブランド「ヴィクトリア・シークレット」のファッションショーで、壇上を歩いていた中国人モデルが転んだことに対する人々の反応は「中国のメンツに対する考え方を象徴している」と報じた。

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ショーは20日夜、アジアで初めて上海で行われた。英紙フィナンシャル・タイムズは米コロンビア大学の法学博士の記事を掲載。記事は「上海のショーは奇妙なものだった。ショーそのものが奇妙なのではなく、中国のネットや観客の反応がだ」と指摘した。

記事は、中国の観客はショーで披露されたファッションに関心はなく、登場した55人のモデルの中にこれまでで最も多く「中国人のモデルが入った」ことに注目したと指摘。「中国が国際社会における自らのイメージをいかに気にしているかを示した反応だ」とした。

ショーが始まって5分後、ランウェイを歩いていた中国人のモデル、ミン・シーが派手に転倒した。床に倒れたまま30秒ほど、身に着けたアクセサリーが重すぎて自分では立ち上がれず、別のモデルに助けてもらってようやく起き上がった。

記事によると、欧米のメディアはミン・シーのプロ意識を称賛したが、中国ネットには「彼女はモデル人生を絶たれるのではないか」と心配したり、「起き上がった後の彼女の笑みは、ショーのすべての中で一番素晴らしかった」などの声が出た。これについて記事は「いずれもメンツを重んじる中国らしい反応」と評している。(翻訳・編集/大宮)