お茶請けやおつまみとしても高い支持を得る柿の種とピーナッツの組み合わせ、通称「柿ピー」。お互いに味を高め合う相性のいいタッグだが、人々が求めている柿の種とピーナッツの割合はどれくらいなのだろうか?

そこでJタウン研究所は、「柿の種とピーナッツの割合、どれくらいが良い?」をテーマに、都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数2024、投票期間2017年9月2日〜11月8日)。果たして、その結果は―――。

ピーナッツ過激派が存在する可能性が浮上

選択肢は「柿の種かなり多め(75〜99%)」、「柿の種少し多め(51〜74%)」、「柿&ピー半々」、「ピーナッツ少し多め(51〜74%)」、「ピーナッツかなり多め(75〜99%)」の5つ。

その中で最も支持を集めたのは「柿の種少し多め」の36%で、次いで「柿の種かなり多め」が27.6%、「ピーナッツかなり多め」が22.3%と2位、3位にランクインした。柿の種を多く求める人が過半数を占めたことから、やはり柿ピーの主役はあくまで柿の種と言えるだろう。

残り2つの選択肢、「柿&ピー半々」と「ピーナッツ少し多め(51〜74%)」の得票率はそれぞれ8.6%と5.5%で、著しく低かったのも特徴的だった。



このことから、柿の種多め派が「少し」と「かなり」に分散しているのとは対照的に、ピーナッツ多め派は「かなり」に集中していることが分かった。もしかしたら、ピーナッツ多め派はピーナッツのみを求めている可能性すらあるかもしれない。彼らにとってメインはあくまでピーナッツ、つまり「ピー柿」が正しい名前なのだろう。

地域別でみてみると、東北地方に「ピーナッツかなり多め」派が集中している。また、「実は県民はあまり食べない」という説もささやかれているが、さすがは落花生の生産地、千葉県でも「ピーナッツかなり多め」派が第1党となった。

県単位では、茨城県からの投票が176票と目立って多いのも特徴的だった。そのうち36.4%を集めて最も支持を集めたのは「柿の種かなり多め」。34.1%と僅差で「柿の種少し多め」が続いた。「かなり」「少し」ともに全国平均を上回っているため、茨城県民には柿の種が好きな傾向があるようだ。