25日放送、テレビ東京「リトルトーキョーライフ」では、野球解説者・里崎智也氏がゲスト出演。Hey!Say!JUMPがその道のプロに疑問をぶつける「質問道場」のコーナーで、「サッカーの方が人気ありそうなのに何でプロ野球の方が年俸が高いの?」という質問に持論を展開した。

まず里崎氏が比較したのは、プロ野球選手とプロサッカー選手の推定年俸上位3選手だ。

●番組で紹介された推定年俸上位3選手

プロ野球
1位:金子千尋(5億円)
2位:中村剛也(4億1,000万円)
3位:鳥谷敬(4億円)

<Jリーグ>
1位:大久保嘉人(1億7,000万円)
2位:遠藤保仁(1億4,500万円)
3位:中村憲剛(1億円)

「サッカーは1億円プレーヤーと言われる選手が5人ほどしかいない。しかし、野球は1億円プレーヤーが、なんとおおよそ80人くらいいる」と前置きした里崎氏は、プロ野球選手の年俸がプロサッカー選手のそれを大きく上回る理由として、1年間の試合数「143(プロ野球):34(J1)」に着目。「これほど違いがあるわけですから、野球選手がもらい過ぎとは言えないんじゃないか?」と語った。

また、薮宏太から「サッカー選手って細い人が多い。野球選手ってふくよかな(選手が多い)。試合に影響とかしないんですか?」と訊かれても、「全くしない」とキッパリ。「1試合で考えると、野球すごく楽なんです」と言い切り、他の出演者らを慌てさせると、「半分ベンチに座ってますから。全打席アウトになる場合、塁に1回も出ない」などと真意を説明した。

その上で、「野球って他のスポーツに比べて色んなタイプの選手でも一流になれるチャンスがある」と続けた里崎氏は、「サッカーはまず走れなきゃダメですよね。野球は走れなくても1億円もらえます。1つのことさえできれば、レギュラーになれる」と力説した。