残業を抑制するため、週に1日「ノー残業デー」を設定する企業が増えていますが、それで全体の残業が減っていないというケースも多いのではないでしょうか?

元ゲームプランナーで漫画家のやしろあずきさん(@yashi09)が、ノー残業デーじゃなく残業デーを作ったほうが良いんじゃないかという4コママンガを『Twitter』で発表。さまざまな意見が飛び交っています。

「ノー残業デー」があるために、その他の日に定時退社しにくい空気にオフィスがなっているのではないか、というやしろさん。「残業していると有能扱いされる社会から残業していると無能扱いされる社会へ!!」と訴え、そのためにも「残業デーを廃止し残業デーと作ろう!!」としています。

この4コマを見たユーザーからは、「案外良いんじゃないか?」「こっちのほうがマシ」「残業は日常的というのがおかしい」といった肯定的な意見が集まっていた一方で、「毎日が残業デーになる」「持ち帰り仕事が増えるのでは」という声もありました。

また、実際に残業デーを導入している会社で働いていたユーザーのツイートも。

これ前の前の職場でありました。私含むちょっと仕事多い人間達は水曜と金曜が残業デーでなにがなんでもその日はもう1時間ゆっくりしていってね!っていう。仕事早く終わっても1時間いなきゃいけないので暇を持て余した我々が室内でバドミントンをして壁を破壊、残業デーを殺すという事件がありました

「“ノー残業デー”でなく“ノー残業代デー」という声も多く上がっていたこの問題。「そもそも残業があるのがおかしい」「毎日定時退社したい」といった声もあり、いずれにしてもこのマンガが残業を強いられている日本企業の働き方に一石を投じたことは間違いないのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/yashi09/status/917305631333261312 [リンク]

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