テレビシリーズ化!(画像は映画版『ウォッチメン』より)
 - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 2009年に『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督によって映画化もされたグラフィックノベル「ウォッチメン」のテレビシリーズ化が、HBOのもとでついに始動したようだ。テレビドラマ「LOST」の企画・製作総指揮で知られるデイモン・リンデロフが脚本を担当することになったとDeadlineなどが報じた。

 「ウォッチメン」のテレビシリーズ化は2015年に初めて報じられていた。その際にはHBOとスナイダー監督が話し合いを進めていると伝えられていたが、現時点でスナイダー監督はこのプロジェクトから外れているとのこと。

 原作はSFやファンタジー作品に贈られるヒューゴー賞を受賞しており、その完成度から伝説的アメコミとしても知られている。映像化不可能とも言われたが、スナイダー監督による映画版では大ヒットには至らなかったものの、批評家からは支持されていた。映画版では、数々の歴史的事件を見守ってきたヒーロー“ウォッチメン”たちが次々と殺される事件が起き、その裏で展開する世界を揺るがす壮大な陰謀劇が描かれた。ストーリーが入り組んでおり、映画よりドラマに向いているとされてきた原作だけに、期待が高まる。(編集部・石神恵美子)