20ドルの会計に1200ドルのチップを貰ったウェイトレス(画像は『Meg Baker - CBS New York 2017年8月24日付Facebook「Bar Louie waitress in Woodbridge, New Jersey gets extremely generous tip with note from couple CBS New York」』のスクリーンショット)

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普段、頑張っている人に“ご褒美”は値するものだ。このほど、思わぬところから予期せぬご褒美をもらった米ニュージャージー州のウェイトレスの話題を『CBS New York』『Inside Edition』など複数のメディアが伝えた。

8月22日、ニュージャージー州ウッドブリッジにあるレストランバー「Louie(ルイ)」でウェイトレスとして働くブリアーナ・シーガルさん(21歳)は、20代と見られるカップルを接客した。

バーガーとドリンクをそれぞれ2つ注文したカップルだが、ブリアーナさんは2人から「あなた、神様って信じる?」と問われ「ええ」と返したそうだ。

その後、カップルは食事代20ドル(約2,200円)を支払った後、ブリアーナさんに封筒を手渡し「あなたが家に帰るまで開けないでね」と告げて店をあとにした。ブリアーナさんはそのことをうっかり忘れていたが、仕事が終わりボーイフレンドの家に着いたところ思い出した。

「あんな質問をしたぐらいだから、きっと信仰心のあつい人たちなのだろう」と思ったブリアーナさんは、封筒の中身はプレイヤーカードなのではと推測した。ところが中身を見た瞬間、思わず膝から崩れ落ちそうになった。そこにはブリアーナさんの名前が記された1,200ドル(約13万円)の小切手とこのようなメモが添えられていた。

「神はあなたを思っています。これは偶然などではありません。辛い時には、いつも神がそばにいます。」

ブリアーナさんは16歳の時からウェイトレスをしているが、このような多額のチップを貰うことは一度もなかった。見知らぬ客からの突然のギフトに「なんと言っていいかわからず言葉を失いました」と驚きを隠せない。

このことを知ったレストランバーのマネージャー、ブレント・ラカンプさんは「当店のモットーは『しっかり働いて、仕事を楽しんで、お金を稼ぐ』ですから、ブリアーナはこのモットーに見合う仕事をしたのでしょう。チップを受け取る価値はありますよ」と話した。

なお、このカップル(本人たちの意思により名前は明かされていない)は『Inside Edition』の取材に対して「神が見知らぬ人にお金をギフトとして与えるように、私たちを導いてくださったのです」と話している。

「世の中には、思いやりに溢れる人が存在するのです。知らない私のことを気にかけてくれたカップルに感謝します」というブリアーナさんは、このギフトを看護学校の費用や新車購入にあてる予定だという。

画像は『Meg Baker - CBS New York 2017年8月24日付Facebook「Bar Louie waitress in Woodbridge, New Jersey gets extremely generous tip with note from couple CBS New York」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)