美人になる豆乳の選び方。無調整、特濃、味つき…どれがいい?

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 人気の「豆乳」、どう選ぶ?

 牛乳の代わりとして、なんとなくヘルシーなイメージのある「豆乳」。最近では、ケーキやアイスまで「豆乳」で作られた商品が登場し、ますます人気が広がっているようです。

 スーパーの冷蔵庫には「豆乳飲料」がズラリ。きなこ入り、コーヒー系はメジャー。その他、アップルパイ味、プリン味まで登場しています。

 しかし、一体どれだけカラダによいの? と聞かれると、イマイチわからない人も少なくないはず。そこで今回は、美容面から考えた「豆乳を飲むメリット」についてご紹介。選ぶ際のポイントも合わせて整理してみました。

◆豆乳は美容・ダイエットに良し!3つの理由

・たんぱく質が豊富⇒美肌作りやダイエットに!

 豆乳の原料である大豆の約1/3は、「たんぱく質」。たんぱく質が豊富な動物性食品と比較すると、低カロリー(ヘルシーな鶏むね肉の半分)なため、ダイエット中の美肌作りには好都合。また、スイーツ類やご飯・パンに比べると消化吸収がゆっくりで満腹感を得やすいため、小腹が減った時のオヤツ代わりとしても適しています。

・サポニンが豊富⇒肥満予防やアンチエイジングに!

 大豆に含まれる「サポニン」という成分には、血液中の余分なコレステロール・中性脂肪などを洗い流す作用があり、肥満予防に役立つとされています。また、抗酸化作用も持つため、からだのサビ(=酸化)を防いで老化対策としても有用です。

・オリゴ糖が豊富⇒便秘予防に!

 大豆に含まれる糖質には、ショ糖、スタキオース、ラフィノースといった「オリゴ糖」が含まれています。オリゴ糖は、腸内に住む「ビフィズス菌」など善玉菌のエサになるため、善玉菌を増やすことで便通を良くする効果が期待できます。

 豆乳は他にも、乳がんや骨粗しょう症の予防に期待される「イソフラボン」が豊富なため、女性にうれしいヘルシードリンクであることは間違いなさそうです。

※どんな健康食品でも同様ですが、飲みすぎには要注意。
※大豆アレルギーの方は要注意。

 それでは、次に、どんなタイプの豆乳を選んだらよいのか? という話に移りましょう。

◆無調整、特濃、味つき・・・選ぶならどれ?

【無調整vs特濃】
⇒濃さは同程度!カロリー、たんぱく質、コレステロールも同等。
イソフラボン重視なら「無調整」を、カルシウム重視なら「特濃」を。

 どちらも良さそうなイメージのある2本ですが、両者の強みを理解するにあたり、「調整」と「無調整」の違いを、豆乳メーカーとして有名なキッコーマンの商品で整理してみると・・・
●調整:大豆固形分が6%以上で、砂糖や食塩などを加えて飲みやすくしたもの。
●無調整:豆腐を作る工程でできる大豆と水のみの成分で、大豆固形分が8%以上のもの。

 そして、「特濃」とは「調整」のジャンルに属しながらも、大豆固形分を「無調整」と同レベル(=8%以上)に高めたものなんです。つまり、大豆固形成分の割合が同等ということ! その他の栄養成分(200mlあたり)は以下の通り。

カロリー:115kcal(無調整)/109kacal(特濃)
たんぱく質:9.1g(無調整)/8.8g(特濃)
イソフラボン:56mg(無調整)/28mg(特濃)
カルシウム:34mg(無調整)/114mg(特濃)
コレステロール:両者ともゼロ

【無調整vs味つき豆乳飲料】
⇒カロリーは「無調整」の方が若干高めだが、「味つき」は糖質に注意。豆乳に期待する栄養素(たんぱく質・イソフラボン)は約2倍の差、やっぱり「無調整」が良し!

 おいしく飲める豆乳飲料として人気の「味つき」。果たしてどれくらい豆乳成分が含まれているかと言うと、実は「無調整」の半分以下! しかも飲みやすさを重視して甘味料がたっぷり入っているため、糖質量が高くなっていることをしっかり認識すべき。写真にあるマルサンの2商品「無調整」、「紅茶」で栄養素を比較した結果は以下の通りです。

大豆固形成分:11%(無調整)/5%(紅茶)
カロリー:124kcal(無調整)/98kcal(紅茶)
たんぱく質:11.0g(無調整)/6.0g(紅茶)
炭水化物(糖質量を反映):4.0g(無調整)/11.8g(紅茶)
イソフラボン:94mg(無調整)/36mg(紅茶)

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。Twitterは@akatsukinohana