バルサはコウチーニョ&デンベレと契約できない? スペイン人記者が語る“ある”理由とは

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 先日、パリ・サンジェルマンへと移籍したブラジル代表FWネイマールの代役探しに奔走するバルセロナがその選手たちと「契約できない理由がある」とスペイン人記者のグラハム・ハンター氏が語ったようだ。10日付でイギリス国営メディア『BBC』が報じた。

 パリ・サンジェルマンがネイマールの契約解除金を全額支払ったことで、2億2200万ユーロ(約290億円)もの多額の資金を得たバルセロナ。

 その資金を元手に、ネイマールの代役として、リヴァプールのブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョやドルトムントのフランス代表MFウスマン・デンベレの獲得するとされていたバルセロナだが、ハンター氏はそれが不可能であると“ある”理由を 『BBCラジオ5ライブ』で説明した。

 その理由とは、「所属する選手たちとの新契約に膨大な資金を費やすこと」だという。

 ハンター氏は「バルセロナは(ルイス・)スアレス、(リオネル・)メッシ、(セルヒオ・)ブスケツ、(イヴァン・)ラキティッチとの新しい契約のために膨大な資金を費やしてきた。私は彼らがコウチーニョとデンベレを買う余裕がないと確信している」と、説明した。

 直近では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長を発表したバルセロナだが、報道では週給50万ユーロ(約6400万円)と非常に高額な給料を受け取っている。

 他の主力たちもメッシほどではないにせよ、流出を防ぐために多額の年俸を払う必要があるとハンター氏は語ったようだ。