2日、韓国メディアによると、旧日本軍従軍慰安婦の着ていた服が韓国で公開された。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は韓国にある日本軍慰安婦歴史館。

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2017年8月2日、韓国・KBSなどによると、旧日本軍従軍慰安婦の着ていた服が韓国で公開された。

韓国行政安全部の国家記録院は2日、国立日帝強制動員歴史館に保存処理を依頼した慰安婦の衣服2点(作業着1点と和服の下着1点)の引渡式を行ったと明らかにした。

慰安婦の衣服は奈良県にある柳本海軍飛行場内の慰安所で発見された。韓日文化研究所のキム・ムンギル所長が2007年に収集し、2016年に国立日帝強制動員歴史館に寄贈した。

国立日帝強制動員歴史館は衣服2点を今月14日の「世界慰安婦の日」や15日の「光復節(日本からの解放)」を記念した展示会などで使用する予定。

キム・ウリム国立日帝強制動員歴史館長は「国家記録院で遺物の保存処理と共に資料の調査が行われ、慰安婦の作業着が日本の陸軍被服廠で制作・配布されたものである事実が証明された」と明らかにし、「慰安婦についての新たな歴史的事実が明らかになったことに深く感謝している」と述べた。

これについて、キム・ムンギル所長は「日本政府が主導して慰安所を運営した事実を示す証拠になり得る」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「日本が過去の歴史問題を解決、清算しない限り、日韓が友好的な関係を構築することは難しい」「世界中が日本の罪を知っているのに日本だけが知らないふり。本当にまぬけだ」など日本に対する厳しいコメントが寄せられている。

また、「国が組織的に従軍慰安婦を管理していた証拠だ。いくら否定しても真実は消えない」と主張する声や、日本に向けて「慰安婦問題をお金で解決してほしくない。被害者のおじいさん、おばあさんたちに心から謝罪してほしい」と訴える声も。

そのほか「性奴隷が正しい表現。韓国メディアまでもが慰安婦という言葉で美化する理由は?」と指摘する声もあった。

一方で「その衣服が慰安婦のものだったと断定できるの?日本軍人のものだった可能性も…。証拠を増やすためにうそをついているのではないか?」と疑う声や、「韓国が先にベトナム戦争の被害者に謝罪、賠償するべき」「過去より未来が大切。過去に縛られ過ぎてはいけない」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)