宅配ボックスサービス「The Hub」をAmazonが発表しました。ボックスは厳重に管理され、Amazonから送られてきたコードをタッチパネルに入力することでボックスを開くことができる仕組み。Amazonや系列会社からの荷物だけでなく、誰からの荷物に対しても使えるサービスとなっています。

Welcome home, deliveries.

https://thehub.amazon.com/



道を歩いている女性が……



母親から「荷物届いた?」というメッセージを受け取ります。



嬉しそうな表情。



自宅マンションに到着。



自宅マンションに入ると……



マンションの管理事務所はクローズの状態。なので、通常なら不在時に届いた荷物を受け取ることはできないのですが……



別の場所にはAmazonの「The Hub」が置かれていました。



タッチスクリーンのディスプレイにAmazonから送られてきた番号を入力。



すると、宅配ボックスが開いて荷物が受け取れるという仕組みです。



なお、The HubはAmazonの荷物しか受け取れない、というわけではなく、どんな荷物に対しても使えます。Amazon系列の会社から以外の、子どもやおばあちゃんから送られてきた荷物も受け取れるわけです。



Amazonの宅配ボックスは以下のような感じで、さまざまなサイズのボックスで構成されています。高さは7フィート3インチ(約2.2メートル)で、幅は基本サイズが6フィート(約1.8メートル)、モジュールを使って拡張することも可能です。拡張すると宅配ボックスの数は42個から65個へと増加します。以下の画像は拡張モジュールなしの状態。



拡張モジュールをくっつけるとこうなります。



なお、記事作成時点では日本でThe Hubの発表はなく、アメリカでThe Hubを使いたいという人はウェブサイトの「Interested in getting a Hub at your property?(あなたの建物にHubを導入したい人)」という文字の隣にある「Get Started」から申し込みが可能となっていて、ここで建物の詳細情報を入力するなどして「The Hubを導入できる施設か?」などを調べていきます。実際に試してみたところ、現時点では一般居住者からの導入申し込みは不可で、建物のオーナーしか申し込みができないようになっていました。