ピンチで三振を奪った上原。本拠地ファンも好救援を称えた

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カブス 7 - 3 レイズ ●

<現地時間7月5日 リグリー・フィールド>

 カブス上原浩治が5日(日本時間6日)、本拠地でのレイズ戦に救援登板し、見事な火消しを見せた。チームは終盤に得点を重ね逆転勝ち。勝率を再び5割に戻した。

 上原は2点リードで迎えた8回、二死一、二塁のピンチで4番手として登板。一発出れば逆転という状況で3番ロンゴリアと対峙したが、最後は2ボール2ストライクからの外角直球を振らせ、小さくガッツポーズを作りながらマウンドを降りた。

 上原は火消し役を見事に務め上げ、1/3回を無失点。防御率を2.93とし、チームの勝利に貢献した。

 カブスは中盤まで劣勢も、0-3の6回に代打・ジェイが3ランを放ち、試合を振り出しに戻した。7回には5番ハップが2点適時打を放ち勝ち越しに成功。8回にも2点を加え、9回表は4点リードながら守護神のデービスが試合を締めた。