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被災した子どもたちの自立の支援とリーダー育成

中学生および高校生9名の支援は、「Support Our Kids実行委員会」(事務局:NPO法人「次代の創造工房」)を通じておこなわれ、マツダによる支援は2013年以降、5年連続5回目となる。

東日本大震災により被災した子どもたちの自立の支援と東北の復興を担うリーダーの育成を目的としている。海外ホームステイや駐日大使館内での異文化交流などに取り組むものだ。

「Support Our Kids」プロジェクトとは?

「Support Our Kids」プロジェクトは、2011年6月に「東日本大震災被災児の自立支援」「復興のリーダーづくり」を目的に発足した。

おもな活動は、世界11ヶ国の大使館や外務省と連携し実施している「海外ホームステイを通した被災児の自立心育成活動」で、これまでに海外に渡った子ども達は342名(2017年3月現在)。

ネパール地震や熊本地震で被災した同世代を東北にホームステイで招き、自分達の未来や故郷の復興について考えるなど、自らの足で歩き始めているという。

9名中高生、ル・マン24時間レース見学/カート体験を

今回のホームステイに参加する9名の中高生は、6月10日の事前研修会を経て、羽田空港を出発、フランスのル・マンなどに約10日間滞在し、現地の中高生との交流やフランス語研修の他、ル・マン24時間レース見学、レーシングカート体験走行などをおこない、6月20日に帰国する予定。

マツダ「ル・マン24時間レースという過酷な戦いに挑戦し続ける人々との出会いや交流から、あきらめない気持ちの大切さを感じ取り、チャレンジ精神の育成に役立てていただきたい」としている。