「かわいく見られたい」や「きれいになりたい」という願望を持つことは、もちろん悪いことではない。

ただし、モデルたちのSNSや広告の写真を理想とすることに警鐘を鳴らす一人の女性がいる。

豪メルボルン在住の心理学者のステイシー・リーさん(28)だ。

フィットネスを中心としたInstagramのアカウントには、2万人を超えるフォロワーがいる。

フォトショップした自分の写真を公開

ステイシーさんが、5月9日に投稿した写真がこちらだ。

左が撮った時のそのままの写真。右がフォトショップで加工した写真だ。

具体的には、
・フィルターで肌をきれいに
・ウエストを細く
・お尻を大きく
・太もものアザとセルライトの除去
といった処理をしているという。

また、5月30日にはこちらの写真を投稿している。

こちらは、
・フィルターで肌をきれいに
・ウエストを細く
・腕を細く
・太ももの隙間を大きく
といった加工を施しているそうだ。

雑誌の女の子を目指さないで

ステイシーさんは右の写真を、「12歳の時から読んでいる雑誌はこんな写真ばかりだった。偽物だよ」とコメント。

「自分の写真を見てネガティブになったことはない? 雑誌やモデルさんのSNSの写真と比べて“私とは違う”と感じたことはない?」と呼び掛けたうえで、「自分自身を嫌いになるような他人の写真を好きにならないで」と訴えている。

計2万7,000超のいいね!

2件の投稿は計2万7,000件以上のいいね!を受け、「自然が一番」「多くの女性に、そして男性にこの投稿を読んでほしい」「ありがとう!」など、400件近いコメントが寄せられた。

痩せすぎていた過去

「太ったことはない」というステイシーさん。

しかし、痩せていた当時の自分を「不健康だった」と表現している。

瘦せていた左の写真のころ、お腹を空かせているのはいいことだと信じていたそうだ。

体重計の数字がどんなに低くても満足できず、どれだけ運動をしても十分に痩せられないと信じていたという。

自分を慰めるためにお酒に頼ることもあり、自信を持てずに恋愛や友人関係も彼女を幸せにするものではなかった。

しかし、彼女は瘦せることが自分を輝かせる唯一の方法ではないと気が付いたのだ。

▼現在の自分を「STRONG(強い)」と表現

彼女の投稿には、過去の自分を乗り越えた女性としての思いが込められているようだ。