ツツジの「花摘み」で謝罪に同情広がる(画像は友利さんのブログより)

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「散歩中にツツジの花の蜜の味を息子に体験させた」行為はご指摘の通り大変軽率でした。不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ありません――

女性医師でタレントの友利新(ともり・あらた)さん(39)が2017年4月25日のブログに、こんなお詫び文を掲載した。謝罪の理由は、公園に咲いていたツツジの花を摘んだことを報告したブログ記事に、一部から「法律違反」との批判が寄せられたためだ。

「窃盗罪もしくは器物損壊罪が成立します」

友利さんは25日、「甘いね」というタイトルでブログを更新。保育園に通う長男と一緒に訪れた公園でツツジが満開だったとして、

「ツツジといえば思い出すのが 子供の頃に花の蜜をちゅっとすっていた事 このお花甘いんだよーと息子に話したら『やりたい!』と」(一部表記を編集部で変更)

と書き込んだ。ブログ中には摘んだツツジの花をくわえた長男の写真が2枚掲載されており、「食いしん坊の息子 ツツジの蜜にはまったようです」としていた。

だが友利さんはその数時間後、長男にツツジの蜜を吸わせたことを謝罪するブログ記事を投稿した。

このブログの冒頭では、公園のツツジを無断で摘んだ行為に対し、ブログのコメント欄で、

「公園は公共の場所なので、所有者は都道府県もしくは市町村です。そこに植えられている植物類は、土地所有者のもので、窃盗罪もしくは器物損壊罪が成立します」
「公園の花を採らないでください。一応市町村のものです。やりたいと言えば何でも  許可されるのですか?」

といった批判が寄せられたことを報告。その上で、「ご指摘の通り大変軽率でした。不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ありません」と謝罪し、

「今後はこの様なことがない様しっかりと気を引き締めていこうと思います」

とつづった。

「正論かもしれないけれど...」

ツツジの花の蜜を息子に吸わせたことを報告したブログが問題視された今回の騒動をめぐり、インターネット上には友利さんに同情する意見が相次ぐことになった。ブログのコメント欄やツイッターには、

「ご指摘はごもっともですが、なんだかなぁ〜って複雑な思いをしました」
「正論かもしれないけれど、ツツジの花、少し摘んだからって、そんなこと言ってたら公園で子供を伸び伸びと遊ばせ育てられない」
「こんな事をいちいち指摘するって。 ほんと息苦しい 私もしたことあるよ。子供の頃みんなしたよね」
「なんだか、息苦しい社会になったんですね。私もツツジみたら、同じこと、言いたくなります」

といった投稿が相次いでいる。

なお、友利さんは翌26日のブログで再び今回の騒動に言及しており、前日の謝罪ブログに同情的なコメントが相次いだことを感謝するとともに、

「ただ、ご指摘頂いたコメントは真摯に受け止めて反省いたしております。様々なご意見ご指摘をコメントに寄せていただき本当にありがとうございます」

としていた。