多くの高校生がアルバイトをしています。目的は小遣い稼ぎや、大学進学に向けての貯金などです。しかし、作家のBeth Kobliner氏は著書「Make Your Kid a Money Genius」の中で、高校生のアルバイトは週15時間以内にとどめておくべきだと主張しています。

Kobliner氏の著書では、ミシガン大学のある研究が引用されています。この研究では、中高生を8〜12年間にわたって追跡し、高校3年生のときに行ったアルバイトが長期的にどのような影響を及ぼすかを調べました。その結果、労働時間と大学卒業に相関性があることがわかりました。



高校3年生のときに週1〜15時間働いていたグループの半数は、29〜30歳までに学士号を取得しました。ところが、1週間の労働時間が15時間から5時間増えるごとに、大学卒業の割合が8ポイント減少しました。

つまり、週31時間以上働いていたグループは、約20%しか大学を卒業していないということです。ほかの原因を考慮しても、1週間の労働時間が1〜15時間だったグループの大学卒業率は、31時間以上だったグループの1.5倍になりました。


この研究論文の筆頭著者によれば、大学卒業率が最も高かったグループは、1週間の労働時間が平均15時間以下だったそうです。

もちろん、個人差はあります。同じ労働時間でも、難なく対処できる人もいれば、余裕がない人もいるでしょう。詳細は以下のリンク先を参照してください。


Working a lot in high school can short-change students' future | Institute for Social Research, University of Michigan via Make Your Kid a Money Genius

Kristin Wong(原文/訳:米井香織/ガリレオ)
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