「AKB48・16期生コンサート〜AKBの未 来、いま動く〜」(c)AKS

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AKB48 16期生による「AKB48・16期生コンサート〜AKBの未来、いま動く〜」が18日、TOKYO DOME CITY HALLにて行われた。この日のセットリストにはある秘密が隠されていた。

昨年秋にオーディションに合格し、12月のAKB48 11周年記念公演でお披露目されたばかりの16期研究生が、早くも単独コンサートを開催。序盤は、数々の先輩もデビュー当時にパフォーマンスしてきた「PARTYが始まるよ」公演の楽曲を披露。初めての大舞台に緊張の表情のメンバーもいたが、会場からの温かい声援の後押しを受け、次第に全員で元気いっぱいのパフォーマンスを見せた。

MCの挨拶では「今日、みなさんに会えることを楽しみに頑張ってきました!」(庄司なぎさ)、「全力の笑顔で頑張ります!」(稲垣香織)、「最年少なので、元気に踊ります!」(田屋美咲)など、初々しい挨拶が続いた。

ユニット曲コーナーで『あなたとクリスマスイブ』では、堂々とハーモニーを奏でる庄司さんと山内瑞葵さんの姿に、曲の終わりを待たず途中から大きな拍手が会場をつつんだ。その後も、『Bird』『渚のCHERRY』『雨の動物園』など、先輩たちが演じ、そして今も愛されるユニット曲を次々と披露し、ユニットパートが終わると、再び全員集結。ステージで円陣を組み、『転がる石になれ』を力強くパフォーマンスし、ここまで13曲連続で一気に披露した。

自己アピールタイムでは、『すごいけど地味』との評価を受けた稲垣さんの“高速指パッチン”、絵が得意と自信満々ながらも4本足のニワトリを描いた本間さんのイラストなどで、笑いが起きました。

終盤は、全員で『制服が邪魔をする』などを続けて披露。そして、残り1曲になった時に、今回のセットリストが、2006年11月3日、4日に日本青年館で開催されたAKB48のファーストコンサート『会いたかった〜柱はないぜ!〜』と同じものだったことが明かされた。本編の最後では、ファンに感謝の気持ちを伝えるように、『青空のそばにいて』を披露。メンバーは、それぞれ瞳を潤ませ
ながらも、充実の笑みを浮かべていた。

アンコールでは、「AKB48 16th」と書かれたTシャツを着てメンバーが登場。最後まで元気いっぱいにステージを駆け巡った。

ダブルアンコールは、10年前のセットリストでは『会いたかった』だったが、今回は『RIVER』に。実は、お披露目の11周年記念公演でパフォーマンスする予定だったのが、ステージで披露するレベルに達することが出来なかった楽曲。この1カ月間、その悔しさをバネに猛特
訓をして、ついに、この記念のコンサートでパフォーマンスできることに。

そのまま終演かと思いきや、自己アピールの際にタイムオーバーで披露できなかった、武藤小麟さんによる板割り、浅井七海さんによるサックス演奏が急遽追加され、最後まで、16期生をアピールするコンサートなった。

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