ゲッターズ飯田が尊敬するカリスマ、水晶玉子が語る「2017年の幸運のカギ」vol.1

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あのゲッターズ飯田さんに「唯一尊敬する占い師」と言わしめた水晶玉子先生。
そんな長年、数々の女性誌を中心に活躍し、不動の人気を誇るカリスマ占星術研究家が、なんと1年分の全運勢カレンダーを初公開しました!

恋愛・結婚運、仕事運…知りたいことが全て詰まった『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2017』(集英社)の発売に寄せて水晶玉子先生にインタビュー。これから来るという“結婚ブーム”のこと、2017年の“ラッキーポイント”について、来年“強運な人”は誰か?など、いろいろお伺いしました。

■初対面は凶運日「六害宿」!



まずはゲッターズ飯田さんとのご縁について少しだけ。お二人が最初に会ったのは、最悪の凶運日「六害宿」だったそうです。

水晶先生:3年くらい前に対談しましょうということになって、事前に候補日をいくつかいただいたのですが、ご提案いただいた日が、たまたま全部私の六害宿だったんです。六害宿に初対面の方とお会いするのはちょっと怖かったけど、これはこれでそういうご縁なのかなと思ってお会いしました。
対談の後、ゲッターズさんがメールをくれたらしいのですが、なぜか届かなくて。こちらからもお送りしようと思いつつ、送りそびれていたから、結局それっきりになっていたんです。失礼だったかもしれないけど、まあ六害宿だし…と思ってそのまま時間が経ち、去年、テレビのお仕事にお声がけいただいて、その打ち合わせの日に偶然、再会しました。(※)
そして今年、この本のための対談があったので、お会いしたのは3回ですね。対談の後の食事会で、初めてゆっくりプライベートでお話をしました。

普段は自宅にこもって仕事をしているという水晶先生。テレビで占いを披露する機会が多いゲッターズ飯田さんとは真逆のタイプのようなのに、彼は水晶先生のことを「尊敬する」「嫉妬する」と公言しています。

水晶先生:初対面のときに「尊敬してます」と言っていただいてびっくりしました。私のことをそんなふうに言ってくださる方がいるんだ!と思って。私、キャリアは長いけど雑誌中心だし、同業者ともあまり交流がないので、他の方が私のことをどう思ってるかとかあまり考えたことがなかったんですね。
でも、ゲッターズさんが過去の本や雑誌の企画記事をいろいろ見てくださっていたことを知って、真面目にやってきて良かったなぁと感じました。心を込めて仕事をすれば、ちゃんと誰かの心に届くんだなって。
ゲッターズさんがあんなふうに受け取ってくださったってことは、世の中の他の方々にも届いているのかしら?もしかしたら少しは役に立ってるのかもしれないな、と思えたので、本当に感謝しています。
逆に私は人へのリスペクトをストレートに口にできるゲッターズさん、すごいなと思いました。自分と違うことを否定するんじゃなくて、素直に肯定し、認められるのは、とても素敵なことですよね。
彼の言葉がいろんな人に届くのは、ゲッターズさんご自身が、自分とは違う人に対して柔らかい心で認めたり、受け入れたりできる方だからだと思うんです。

お互いに認め合い、リスペクトし合える関係って理想的。それもこれも、お二人がそれぞれに第一線で活躍している占い師さんだからなのでしょう。

■縁はあるものではなく、つくるもの



水晶先生:最初の対談は、ちょうど東京オリンピックが決まるかどうかという時期だったので、そのお話もしました。私は当時、決まるかもしれないけど、2020年っていろいろなことがものすごく変わる時期だから、オリンピックを開催するのは大変そうだな、もう少し先のほうがいいんじゃないかなとか言ってたんです。
でも、ゲッターズさんはきっぱり「これは決まるんです」と言っていました。彼のそういう言い切る力とか、人の心に切り込んでいく才能ってすごいなと思ったのをよく覚えています。
占いもね、ゲッターズさんは、その場にいる人をどんどん占うでしょ。私の場合は、占うのに時間がかかるし、結果があまり良くなかったら、相手を暗い気持ちにさせたらかわいそうだな、どういうふうに言ったらいいんだろうと考え込んでしまうんです。

原稿を書くときも、どうやったら読者さんの力になれるかと、いつも頭を悩ませているという水晶先生。その優しさも、ゲッターズ飯田さんを魅了する一つの要因になったのかもしれません。

水晶先生:六害宿もね、凶運日なんて言うとみんなを怖がらせるかもしれないけど、仮に何かが起きても完全にダメになってしまうわけではなく、仕切り直せば良い状態になる、ということをお伝えしたいんです。
例えばお友達とケンカしても、それで関係が切れるのではなく、時間を置いて話し合えば、また仲良く付き合えるんですよ、とか。
実際、六害宿に初めてお会いしたゲッターズさんとのご縁だって、切れることなくちゃんと続いてきましたしね。逆にあの時、すぐに親しくならなくてよかったのかもしれません。
縁というのはクリエイティブなものです。元からあるものではなく、自分たちでつくるもの。だからたとえ占いで「最悪です」と言われたとしても、それに負けない意志があってもいいと思うんです。

■占いを言い訳にしないで



水晶先生:占いの結果がイマイチでも、「今年は何をやってもダメなんだ」なんて思いこまなくて大丈夫。運勢や未来は自分でつくるものだっていう気持ちを忘れちゃうと、自分がやりたいこともできなくなってしまうでしょ。
人の言葉に捉われてやるべき何かを諦めるのではなく、意志を持って向かっていくのはとても大事なこと。結局、占いもそういうことを伝え、背中を押してあげる存在なんじゃないでしょうか。
ただ、「難しいですよ」って言われたら、簡単にはできないんだなと思って、さらに気合を入れたほうがいいとは思いますけどね。そういうふうに気をつけることは必要だけど、「占い結果が悪かったから何もしない」なんてことを言い出したら、運が停滞しちゃいますよ。

自分が“できなかった”“やらなかった”だけなのに、「あの人に言われたから」「占い結果が良くなかったから」など、つい責任転嫁してしまうことって誰にでもあると思います。でも、何かを成し遂げる人って、きっと「良くない」と言われたときこそ、それを乗り越える方法を熟考して、楽しみながらこなしていくんだろうな。
水晶玉子先生のお話を聞きながら、そんなことを考えました。

■2017年は「結婚ブーム」到来?



ところで、本の中で、来年は「結婚ブーム」が来ると仰っていましたが、実際、どのような状況になるのでしょうか?

水晶先生:西洋占星術では、結婚を象徴する天秤座に木星が入ります。そして、オリエンタル占星術では来年、婁宿(ろうしゅく)に入るんですね。婁宿は「つなげる」という意味なので、ご縁がつながるってこと。どちらの占いでも結婚と深い関係があるので、ゲッターズさんとも「結婚ブーム」になりそうですね、というお話をしたんです。それはどういうことかと言うと…。

次回は、気になる「結婚ブーム」にまつわるお話を。ブームっていったいどんな状況?来年のラッキーカラーやラッキーフード、ラッキースポットについても詳しく伺います。

※ 2015年12月29日、『一流が嫉妬したスゴい人』(フジテレビ)でゲッターズ飯田さんが、嫉妬した占い師として水晶玉子先生の名前を挙げ、話題に。

『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2017』(集英社)



監修者紹介

FRaU、ananで不動の人気を誇るカリスマ占い師
水晶玉子(すいしょうたまこ)
幼いころから占いに興味をもって、東洋、西洋の枠を超え、数々の占術を研究。オリジナルな視点にたった解説は的中率も高く、またわかりやすいことから、多くのファンを持つ。