芳根京子

写真拡大 (全5枚)

10月3日スタートにする、NHK・次期連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロイン・芳根京子が5日、東京・渋谷の同局内で行われた試写会に出席した。

主人公・坂東すみれ役を演じている芳根は「4月から稽古を始め、5月末から撮影に入りました」と報告。そして「撮影がスタートして3か月ちょっと、やっと見て頂ける段階になったことはとても嬉しく、不思議な気持ちでイッパイです」と心境を表した。

会見には、ヒロインの幼少時を任された子役の渡邉このみ、すみれの父・坂東五十八(いそや)役の生瀬勝久も出席した。

生瀬は、今作への意気込みを聞かれて「いつもは、クセがある役柄、変化球しか投げないようなお芝居が多かったのですが、今回は直球で勝負してます。とはいえ、もう肩が弱くなってきているので、剛速球ではなく、130キロ台の球を投げています」と野球に例えながら伝えた。

そして、子役の渡邉は「今日、放送された試写を家族のみんなと見ました。お母さんの顔を見たら、笑っていたり、泣いてくれたりしていたので、とてもいい作品になったのかなと思います」とスラスラ語り、大きな拍手をもらっていた。

放送間近となった今作は、実在の人物を題材にし、戦後の時代を生きた女性たちの物語として再編成したもの。子ども服作りにまい進したヒロインと、彼女の仲間たちが夢へと向かう構成となっている。

連続テレビ小説『べっぴんさん』は、10月3日にスタート。(月〜土の前8:00、総合ほか)