中国卓球界はリオ五輪でこれまでどおりの圧倒的な強さを見せつけ、シングルスでは男女ともに金メダルと銀メダルを獲得したほか、団体でも男女が金メダルを獲得した。しかし、男子団体では水谷隼選手が同競技で日本初の銅メダルを獲得し、男子団体でも日本が銀メダル、女子団体では銅メダルを獲得するなど、日本勢の活躍も目立った。(イメージ写真提供:(C)rvlsoft/123RF.COM)

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 中国卓球界はリオ五輪でこれまでどおりの圧倒的な強さを見せつけ、シングルスでは男女ともに金メダルと銀メダルを獲得したほか、団体でも男女が金メダルを獲得した。しかし、男子団体では水谷隼選手が同競技で日本初の銅メダルを獲得し、男子団体でも日本が銀メダル、女子団体では銅メダルを獲得するなど、日本勢の活躍も目立った。

 中国メディアの人民日報はこのほど、中国体育代表団の蔡振華副団長の話として、「中国は卓球であと10年は世界をリードできる」としながらも、日本人卓球選手の成長速度は「神速」であると驚きを示したことを伝えている。

 記事は、蔡振華副団長が「日本はもはや中国にとっての最大のライバル」であると認識していることを伝え、特に日本には将来が有望視される若い選手が数多くいることを指摘、「日本には2020年の東京五輪のころにピークを迎えるであろう選手がたくさんいる」と述べたことを伝えた。

 さらに、男子団体で中国に敗れたとはいえ、「日本は中国を相当手こずらせた」と指摘。特に水谷選手が中国選手に団体で勝利したことで「中国には一時緊張が走った」と紹介。日本人選手たちの攻めは中国の事前の想定を上回っていたとし、「中国代表は帰国後に研究が必要」と主張した。また、日本人選手たちの成長の速度について「神速」と表現したうえで、蔡振華副団長が「日本の選手たちの技術はもはや世界トップクラスであり、東京五輪では日本が中国にとっての最大のライバルになる」と警戒感を示したことを紹介した。

 日本が五輪卓球の男子団体でメダルを獲得したのは今大会が初めてだ。決勝まで進んだばかりか、これまで圧倒的な強さを見せていた中国を「一時緊張」させたということは、日本人選手たちの実力がそれだけ向上していることを示すものだ。中国が驚いたという日本人選手の成長の速度には、それだけの努力があることは言うまでもなく、東京五輪でのさらなる飛躍に期待がかかる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)rvlsoft/123RF.COM)