【追記あり・8/28(日)開催】プリンスが愛したギターから世界初公開のスーパーハイエンドDJミキサーまでをタッチ&トライ!:ESP、Vestaxの創業者・椎野秀聰が手がけた楽器の博覧会(試奏可!)緊急開催

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世界的なプロダクトを日本から生み出し続けた男、椎野秀聰。ESP、Vestaxといったメーカーをつくりあげた彼は、「ものづくりはシンプルだ」と言う。そんな彼が生み出した楽器やオーディオ機器に触れることができるタッチ&トライ・イヴェントを緊急開催。開発中の最新DJミキサー「Hou-Ou」の世界初公開も。さらにtofubeatsも会場に駆けつけるという。

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2/8「CM-01 Direct Drive Turntable」GUBER by Vestax / 2008椎野が 2008 年に立ち上げた新ブランド「GUBER」のターンテーブル。一般ユーザー向けにもかかわらずダイレクトドライヴ。見た目の可愛さとは裏腹のヘヴィデューティな逸品。

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3/8「Mad Cat」H.S.Anderson / 1973かのプリンスが 3 本所有していたともいわれる名器。プリンスはどこが気に入ったのか椎野に問うたところ「ボデ ィもネックも小さいからじゃないかな。 ほらプリンスは小柄でしょ」

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4/8「QFO」Vestax / 2004DJ Q-Bertとのコラボによって開発されたミキサーと一体型となった「究極の」スクラッチ専用ターンテーブル。 斬新なルックスながら操作性、耐久性は一級品だった。

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5/8「Torrocco」ESP / 1978椎野が ESPで手がけた「Torrocco」のプロトタイプ。2 本しかない貴重な 1 本を椎野本人がネットで落札、自らリペアを施した。「売った人は偽物だと思ったらしいんだよね」と椎野。

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6/8「Unreleased Tabletop Guitar Amp」プロトタイプがつくられたものの商品化にいたっていない製品を椎野は隠しもっている。この卓上ギターアンプもまさにそれ。

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7/8「BB-1」H.S.Anderson / 1974H.S.Andersonの製品は Morris の工場でつくられていた。妖艶ともいえる曲線美に高度な木工技術を宿したベースの名器「BB-1」。ロゴのデザインは現グラムコ社長の山田敦郎による。

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8/8「VestaFIRE Preamplifier J-1A」Shiino Electronics / 197870 年代後半に、このプリアンプをアメリカに持ち込んだところ、すぐさまイーグルスやドゥービー・ブラザーズに使用されることとなった。VestaFIREの名がこれを機に広がった。

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「ものづくりをやめると、人間はクリエイティビティを失う」

楽器メーカーのESP、DJ機器メーカーのVestaxを創業した椎野秀聰は、7月に『WIRED』日本版が開催したトークイヴェントでこう言い切った。世界的なミュージシャンが愛用する楽器をつくり続け、数えきれないほどの世界的なプロダクトを生み出すブランドに関わってきた彼にこう言われたら、よもや反論できる人間はいないだろう。

国産ギターがまだアメリカ製品のコピーだけを追っていた1970年代初頭、椎野が立ち上げた国産オリジナルギターブランド「H.S. Anderson」。その「Mad Cat」というギターはプリンスが3本所有したといわれ、現在でも再発売される度にすぐ売り切れるという。

かくも、彼が率いるものづくりの完成度の高さを示すエピソードには事欠かない。そんな「Mad Cat」を含めた、椎野による楽器たちを触って試せるイヴェントが、8月28日(日)に開催となる。椎野によるものづくりの真髄に「触れられる」またとない機会となる。

【タッチ&トライ】プリンスが愛したギターから世界初公開のスーパーハイエンドDJミキサーまで!ESP、Vestaxの創業者・椎野秀聰が手がけた楽器の博覧会(試奏可!)

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「ものづくり」というのは、彼にいわせるとシンプルなものなのだという。Vestaxの有名な社是は「Give DJs what they want」。つくった楽器を音楽家につかわせるのではなく、音楽家が使いたい楽器をつくること。そんな誰かの助けになりたいという一心で椎野は伝説的なクリエイターとなり、Vestaxを世界に通用するブランドに育て上げた。

しかし、そんなVestaxも椎野が隠居宣言をして会社を離れたのち困難な時期を迎え、2014年には倒産してしまう。しかし、彼はものづくりをやめることはなかった。前年13年には最高級ギターを制作・販売するサロン「PACO1977」をスタートし、本当につくりたかった「世界一のギター」を追い求めつづけたのだ。そしてこの夏、彼はもうひとつのプロジェクトを始動させる。

1980年ころから物づくりに於けるデジタル化、大量生産化、コストダウン化等で失ってしまった個性ある音響機器のサウンドとヒューマンタッチの物づくりのあり方に焦点を当てもう一度原点に戻って見直す必要性を感じました。

こんなメッセージとともに、椎野はVestaxをリブートすることを宣言した。その第一弾として彼が「STP Vestax」(STPはSuper Technology Projectの略)の名のもとに送りだすのは、“ほかのメーカーが絶対につくれない”DJミキサー「Hou-Ou」だ(そこに至るまでの詳細な軌跡は『WIRED』日本版の本誌VOL.23で特集している)。

常にマーケティングありきの価格設定とそこからの原価計算、圧縮された音源…。これらが巷に溢れる音楽の質、ひいては音楽そのものの価値をどれだけ貶めてきたことか。「Hou-Ou」は、そんな現状の音楽に対峙しようとする椎野が、配線材やスイッチひとつにまで目を配り、「音」を追い求めた結果がかたちとなったプロダクトである。

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「Hou-Ou(Phoenix)」。完全ディスクリート、4ch.クロスフェイダー付きのスーパーハイエンドミキサー。8,000ドル(予価)。

この度のイヴェントは、そんなHou-Ouの世界初お披露目となる。それに加えて、先述したH.S.Andersonの「Mad Cat」やベース「BB-1」、初期ESPの幻の名器として名高いハンドメイドギター「Torrocco」、ひそかに3Dプリンターでボディを成形した試作品のギターやや90年代に椎野がブランド管理を委ねられた米国の“King of Guitar”「 D’angelico」などが、ほとんどが演奏可能な状態での展示される。

さながら「楽器屋」然たる会場では、居合わせたミュージシャンがセッションを始めることもあるかもしれない。ただもちろん、音楽家のためだけのイヴェントではない。音楽に触れるツールとしての楽しさを万人に届ける試みも続けてきた椎野による「CM-01 Direct Drive Turntable」などプロフェッショナルでなくとも楽しめるプロダクトも展示される。

ESPやVestaxのことを愛してやまない音楽家にとっては、数々の名器が一同に集結する涎垂の機会となり、「ものづくり」に携わるすべての人にとっては、椎野のクリエイティヴィティの源泉に触れられる機会となる。当日は椎野も会場に駆けつけて、プロダクトを自ら説明してくれるという。30年以上に渡り、音楽家のためのものづくりにすべてをかけた男の歴史と未来に、ぜひ直接触れてほしい。

[2016.08.22 14:00追記]7月のトークイヴェントにも足を運んでくれたDJ・トラックメーカーのtofubeatsも、本イヴェントに来場することが決定。「Hou-Ou」をプレイする彼の姿をみることができるかもしれない。さらに、椎野から大幅な追加ラインナップが届いた。詳しくは彼自身による告知記事を参照してほしい。

【タッチ&トライ】プリンスが愛したギターから世界初公開のスーパーハイエンドDJミキサーまで!ESP、Vestaxの創業者・椎野秀聰が手がけた楽器の博覧会(試奏可!) https://t.co/THZaKfJ4h4

- tofubeats (@tofubeats) 2016年8月19日

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先日のイヴェントでも椎野秀聰は、ものづくりがいかにいいものか伝えたくて仕方がないと語っていた。

【タッチ&トライ】プリンスが愛したギターから世界初公開のスーパーハイエンドDJミキサーまで!ESP、Vestaxの創業者・椎野秀聰が手がけた楽器の博覧会(試奏可!)

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日時
8/28(日)13:00〜19:00〈1,500円(税別)・入退出自由〉
※ 15:00〜、17:00〜:椎野秀聰による30分程度のレクチャーあり

定員
先着100名

場所
Red Bull Space Tokyo(渋谷区渋谷1-3-3 SIA 青山ビル 5階)

ラインナップ[2016.08.22 14:00下線部に追記]:

〈Guitars and Basses〉

Unreleased 3D printed Guitar(2016)Mad Cat(1973)BB-1(1973)Torrocco(1974)D’angelico

and more…

〈DJ Mixer〉

Hou-OuPMC-05 Pro

and more…

〈Others〉

CM-01 Direct Drive TurntableQFOUnreleased Tabletop Guitar Amp

and more…

※ ラインナップについては、予告無く変更となる場合があります
※ 椎野による告知記事には、より詳細なリストが掲載されている[2016.08.22 14:00追記]

主催
『WIRED』日本版(コンデナスト・ジャパン)

注意事項

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