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人気&定番の大容量ながらコンパクトなモバイルバッテリー「Anker PowerCore 13000」を紹介!

最近のスマートフォン(スマホ)は単体でもかなり電池持ちが良くなり、普通に使っていれば仕事や遊びで1日外出するくらいならバッテリー切れにならないことが多くなっていると思います。

とはいえ、やはり、出先で電池がなくなってしまうという心配もあるため、周辺機器の中でもやはりまだモバイルバッテリーは人気商品でしょう。

筆者はこれまで4年ほど前に購入したNTTドコモの「ポケットチャージャー02」を使ってきましたが、最近のスマホはバッテリーが大容量化していることやポケットチャージャー02の劣化、さらに取材で出張も多いために5000mAhという容量が心許なくなってきました。

また、急速充電できるACアダプターの使用に慣れてしまったことで、充電速度の遅さがストレスになっていました。そんなとき、先日6月12日にモバイルバッテリーなどの充電機器を中心に定番メーカーとなっているAnkerの人気商品のタイムセールが行われていました。

型落ちとなった商品が主でしたが、売れ筋の13000mAhのモバイルバッテリー「PowerCore 13000」が20%引きの2,150円で販売されていました。タイムセールで非常に安価だったこともあり、PowerCore 13000の購入を即決。なお、現時点ではタイムセール対象外ですが、価格はセール2,699円となっています。

翌日には商品が届きました。そこで今回は、発売は2015年秋と少し前ではありますが、現在も人気で「Amazon.co.jp」のカテゴリー「モバイルバッテリー」でベストセラー1位になっているPowerCore 13000を実際に使ったので、ここ数年でのモバイルバッテリーの進化を感じたことも含めて紹介したいと思います。


AnkerのPowerCore 13000はその名の通りに13000mAhという容量のモバイルバッテリーです。またコンパクトな形状が特長で、サイズは約97×80×22mm、質量は約240g。

以前使っていたモバイルチャージャー02は5000mAhで約64×70×24mmと約150gなので、当然それよりも大きく重いのですが、13000mAhという容量を考えればコンパクトで軽いと言えると思います。さらにバッテリーでは名高いパナソニック製のバッテリーユニットを使っているのも安心感があります。


青と白を基調とした箱に入っている

青と白を基調としたシンプルながらデザイン性の高い箱に入っています。


箱を開けると袋に入ったPowerCore 13000が登場

箱を開けると、梱包用の袋に入ったPowerCore 13000が現れます。


PowerCore 13000の内容物全て

箱の中にはPowerCore 13000本体のほか、USBケーブルや専用ポーチ、説明書類が付属しています。ポーチが入っているのは嬉しいですね!


右側面にUSB端子2つとmicroUSB端子

本体右側面に端子類がまとまっていて、スマホなどを充電する時に使うUSB端子が2つと、バッテリー自体を充電するためのmicroUSB端子があります。当然スマホやタブレットなどを2台同時に充電できます。


上側面のボタンを押すと充電容量を確認可能

上側面のボタンを押すと、バッテリー容量を4つの青色LEDで確認できます。容量25%で1つ、50%で2つ、75%で3つ、100%で4つ点灯します。視認性も高く、直感的に分かりやすいです。


PowerCore 13000を充電しているところ

購入したらmicroUSB端子を使ってPowerCore 13000に充電します。購入時は大体50%くらいのバッテリー容量となっています。容量が13000mAhもあるので、急速充電対応の充電機器で充電しないと、充電時間がかなりかかります。急速充電が可能な機器がなければ、そうした商品も1つ購入しておいた方が良いでしょう。写真はNTTドコモのACアダプタ04で充電しているところです。

充電中は50〜75%であればLEDが2つ点灯1つ点滅、75〜100%であればLEDが3つ点灯1つ点滅となります。なお、満充電されると、自動的にLEDが消えるので、充電終了にすぐ気付いて収納することが可能です。


スマホを充電しているところ

PowerCore 13000のUSB端子と、スマホのmicroUSB端子を付属のケーブルでつないでスマホを充電します。

速度としてはやはりポケットチャージャー02より速いと感じます。ポケットチャージャー02は出力がDC5Vで最大1.5Aでしたが、PowerCore 13000は出力がDC5Vで最大3Aとなっています(USBポートごとに最大2.4A)。

丸1日使ったスマホのバッテリー容量が夜に30%程度になったので、30分くらい充電してみましたが、充電後は60%程度まで充電されていた状態になりました。速度的には十分満足できます。

細かいところではケーブルをスマホに挿すとすぐに充電が始まるのが便利だと思いました。ポケットチャージャー02はケーブルを挿した後、ボタンを押さないと充電が始まらない仕様だったのですが、ボタンを押すワンアクションが減るだけで随分ストレスが減ります。

モバイルバッテリーは4年ほどの間でバッテリー容量だけでなく、細かい使い勝手も進化していると実感しました。数年間こうした商品を買っていないという人には、ぜひ買い替えをお勧めしたいです。

なお現在、Ankerは「PowerCore+ 13400」という後継機種も発売しており、こちらは最大4.8A(各ポートごとに最大2.4A)の出力を実現しているので、より速い充電を求める人はこちらが良いでしょう。ただし、PowerCore+ 13400は価格が3,999円となっており、実用用途やコストパフォーマンスにおいてはPowerCore 13000で十分と言えるでしょう。

また、たくさんのモバイル機器を持ち歩いているという人はより大容量のモデルが良いでしょうが、スマホ1〜2台しか持っていないのであれば、13000mAh程度の容量で十分ではないでしょうか。筆者が使っている「Xperia Z5」も3〜4回満充電できる容量なので、安心感があります。大災害時などは3〜4日は電気の無い生活を余儀なくされることがありますので、災害への備えのためにモバイルバッテリーを一つ買っておくのも良いでしょう。

Amazonのタイムセールは現在は終了しており、6月23日時点でPowerCore 13000は2,699円となっていました。2,150円で買えたのはラッキーでしたが、タイムセールは不定期に行われていますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。



記事執筆:こば


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