ミラン名誉会長、ブロッキ監督留任を示唆…イブラ復帰は完全否定

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 日本代表FW本田圭佑が所属するミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が、クリスティアン・ブロッキ監督が留任する可能性を示唆した。イタリアメディア『メディアセット』が29日に伝えている。

 ベルルスコーニ名誉会長は同メディアのインタビューにて、中国資本とクラブ株式売却交渉を進めていることを明かしたうえで、以下のように語った。

「中国側はあと3年間、私が会長の座に留まることを望んでいる。私はそれを了承した。契約に合意した場合、私は30年間に及ぶクラブ運営を終えた後の最後の課題として、正しい後継人を探すこととなる」

 そして、監督の問題については「もし私が会長の座に留まることになれば、ブロッキも監督を続けることになる。彼は素晴らしい指揮官であり、プロジェクトを推し進めるためにふさわしい監督だ」と話し、ブロッキ監督を留任させる意向であることを明かした。

 また、パリ・サンジェルマンを今シーズン限りで退団されるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチを獲得する可能性については「(ゲームの)モノポリーの世界のように高額の資金を必要とする。従って、彼の獲得は不可能だ」と話し、獲得の可能性がないと断言している。