学生の窓口編集部

写真拡大

3月25日放送、「ノンストップ!」(フジテレビ)では、イマドキの小学校。

勤勉の象徴とされる二宮金次郎。最近は小学校から撤去されることが多くなった他、歩いている姿にこだわらない像も登場している。群馬県・中之条町「伊参スタジオ公園」では、背中にジェットエンジンを背負っている。静岡県・伊東市「怪しい少年少女博物館」では、小便小僧に変身。群馬県・日光市「南原小学校」では、ながら歩きへの批判から、座って本を読む姿が作られ賛否両論だった。街の人に聞くと、時代に合わせるべき、二宮金次郎のエピソードを曲げるべきではないなど様々な意見が聞かれた。スタジオからは、「ながら歩きを子供が真似するなら、指導すればいい。

歴史を歪めるのはおかしい」という意見が出た。また「二宮金次郎のことをちゃんと伝えれば座っていてもいい」という意見や「子供に二宮金次郎の良さを知らせるのは難しいから、今の時代にあった像にしてみては」という意見も聞かれた。座った二宮金次郎像を寄贈した「報徳道研修いまいち一円会」八木沢さんは、その理由について「座らせるかどうか2年ほど悩んだ。金次郎はまき運搬の休憩中にも本を読んでいたはず。座像でも伝える意味は変わらない」と説明。

また、今の小学校では、あだ名がなくなっているという。いじめにつながることが懸念され、名前で呼ぶことを推奨する学校が増えているそうだ。苗字+さんで呼ぶことを推奨されており、●●くんも、男女差別につながるので男子も女子も苗字+さんで呼ぶという。スタジオでは「あだ名はコミュニケーションになるため、呼びたいように呼ばせたほうが良い」「何でもかんでも消すのはどうか」といったトークが展開された。なお、いじめにつながるものは、直接つながらないものを含めて排除する方針だという。今の小学校では、先生の名指し注意がなくなっているという。「どうしてうちの子だけ・・・」という親からのクレームを受けるようになり、先生たちは名指し注意をしなくなるという。スタジオでは「どうやって個人を注意するのか?」などのクレームを出す親に疑問を浮かべる意見が相次いだ。

また、チャイムも近所迷惑だとして鳴らさない学校も増えてきたという。学校が怒られてしまうからだ。