揺るがないインテル愛…残留優先の長友「マンUのオファーは断った」

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 インテルに所属する日本代表DF長友佑都が、マンチェスター・Uからのオファーを認め、それを断っていたことを明かした。イタリアメディア『FcInterNews.it』が11日に伝えた。

 今シーズン限りでインテルとの契約が満了となる長友は、以前から契約延長報道がされているものの、未だに正式発表はされていない。そんな中、8日に今冬の移籍市場でマンチェスター・Uが同選手に獲得オファーを出していたと報じられていた。

 長友は、同メディアのインタビューで契約延長について問われると、「インテルの全てを愛しているし、残留したいと思っています。マンチェスター・Uからのオファーは断りました。ここに残りたいと強く思っています。マンチーニ監督との関係も素晴らしいです」と明言。クラブ愛でマンチェスター・Uからのオファーを断っていたという。

 2011年にインテルに加入し、6シーズン目を迎えた長友。イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアが今冬の移籍市場でサンプドリアへレンタル移籍したため、現チームで最古参となった。

 クラブでの最高の瞬間を問われ、「今シーズンが一番いいです」という長友は、「マンチーニ監督やチームメイトとも上手くやっています。今まででもっと仲の良かったのは(ウェスレイ・)スナイデル、(マルコ・)マテラッツィ、(ハビエル・)サネッティ、(アントニオ・)カッサーノですね。サネッティはイタリア語を教えてくれました。いくつか汚い言葉も(笑)」と思い出を振り返る。現在は試合前に、「(サミール・)ハンダノヴィッチとヨガのエクササイズをしています」と明かした。

 さらに、自身のアイドルは「中田(英寿)と三浦知良(横浜FC)」とし、インテルの選手で子供の頃に憧れていた選手を聞かれると「ロナウドはいつも僕のアイドルの1人でした」と返答。最もマークが難しかった対戦相手は「ミランのパト」だったという。また、現役引退後について問われた長友は、「子どもたちの手助けをしたいですね。東京でサッカー場を作ってスクールを開きたいです」と夢を語った。