8日深夜放送、フジテレビ「すぽると!」では、プロ野球選手100人が選ぶ「パワーヒッター部門」トップ3が発表された。

同番組が毎年行う恒例企画で、野手としては5日の放送で「守備部門トップ5」が発表されたばかり。今回放送された「パワーヒッター」のランキングでは上位3名全て日本人選手の名が連なる結果となっている。

3位:筒香嘉智(横浜)
横浜の4番に定着し24本塁打を打った筒香が3位に。侍ジャパンでも4番に座った筒香には、巨人・宮國椋丞が「常に中段超えをしているイメージ」と語れば、広島・石原慶幸も「多分、飛ばそうと思えば幾らでも飛ばせる」と絶賛。チームメイトの石川雄洋は「あれは持って生まれたモノ」と分析した。

2位:中村剛也(西武)
自身6度目のパ・リーグ本塁打王に輝いた“おかわり君”が11票で2位。オリックス・西勇輝は「単打はオッケーで長打だけは打たれないように考えて投げてる」と対中村の裏側を明かせば、中日・大野雄大は「軽く打ってるんですけどパワーがある分、ホームランが打てる」と、同じく中日の浅尾拓也は「キレイに打つタイプ」と評した。

1位:柳田悠岐(ソフトバンク)
55票という圧倒的な票を集めたのは、トリプルスリーを達成した柳田だ。今季の本塁打数は34本と2位の中村(37本)に遅れを取ったが、見る者を驚かせる豪快な本塁打の数々が得票数に影響したか。広島・丸佳浩は「“どうしたんすか?”みたいな」と驚き、広島・菊池涼介は「凄いというかバケモノ」と表現。阪神・藤浪晋太郎も「豪快そのもの」と、選手は皆一言でその凄さを語っている。

また、日本ハム・中田翔が「スイングスピードがケタ違いに速い」と具体的に解説した一方、対戦経験のあるオリックス・東明大貴は「逆方向(に打って)で5階席に入れたのは初めて見たのでハンパないなーって。スゲーなって、投げながら。さすがプロ野球だなっていうか、これがプロ野球か」と舌を巻いた。