iPadよりもカッコイイ? 近未来デザインのゲームに最適なタブレットが発売に

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電子書籍や動画を楽しむには便利なタブレット。特にゲームはスマホよりも大画面のタブレットで楽しむユーザーが増えている。だが、最近はタブレットも各社似たようなデザインの製品が増えている。

エイサーがアメリカで販売を開始した8インチタブレット『Predetor 8』は、そうしたゲームファンのために、これまでになく楽しめる、しかもカッコイイデザインの製品だ。

Predator 8の本体を見ただけでも、これはタダものではない雰囲気が伝わってくる。どっしりと落ち着いたメタリックなダークグレーとシルバーの色の組み合わせに加え、四隅には赤いパーツの小型スピーカーを4つも備えているからだ。
これまでのタブレットは、持ちやすいように出っ張りなどのデザインを極力省く傾向が多い。しかし、このPredator 8はスピーカー部分を外に付けることで逆にそれらの存在感を大きくアピールしているのだ。
そのルックスはまるでSF映画に出てきそうな、近未来を思わせるイメージではないだろうか?


SF映画の世界から出てきたようなデザインのPredator 8


本体のスペックはインテル製のCPUに8インチフルHDのディスプレイを搭載。
カメラは500万画素とタブレットとしては一般的だ。ところがWi-Fiは高速な802.11 acに対応し、また10点マルチタッチのディスプレイは細いペン利用にも対応するという。

実はエイサーは、「Predator」シリーズとして、ゲームの利用に特化したデスクトップPCやノートPCを何機種も発売している。いずれもゲーマー向けに、スペックをチューニングし、本体デザインも暗色系に赤を施した仕上げで統一されている。

Predator 8タブレットは、そんなゲーミングPCと同じ血を弾く製品というわけだ。
だからこそiPadなど一般的なタブレットとは一線を画する製品に仕上がっているのである。
四隅のスピーカーはサラウンドでサウンドを再生するし、本体に内蔵されている強力なバイブレーション機能は対応ゲームでプレイ中、手の平がしびれるような振動を与えてくれる。
今までのタブレットでは味わえなかった、本格的なゲームタブレットとして利用できるのである。


PredatorはゲーミングPCのブランド。PredatorノートPCのデザインもクールだ


とはいえ、このPredator 8をゲームのためだけに使うのは勿体ない。
音楽や映画再生にもいいし、ペンを使ってイラストを描くにも良いだろう。
また、ビジネスユースとしてプレゼンで使えば、その意外性の高い外見からタブレットそのものが話題になり、商談も大成功、なんてこともあるかもしれない。
そして何よりも、どれも似たような外見の製品が多いタブレットの中で、人とは違うクールなデザインのタブレットとしてPredator 8を買うのもよいのではないだろうか。


プライベートや仕事など、ゲーム以外の用途に使っても楽しめそうだ


エイサーのタブレット「Iconia」シリーズは、日本でもいくつかの製品が販売されている。
「Iconia」シリーズは、使いやすさとコストパフォーマンスに優れた製品だ。
一方、このPredator 8は、使うユーザーを選ぶ思い切ったデザインを採用した製品だ。

エイサーは、ユーザーニーズにあわせた幅広いタブレットをリリースしている。
Predator 8が日本で発売されれば注目の製品となりそうだ。


山根康宏