友人や恋人との食事場所になることが多い渋谷、表参道。お店に悩んだら、ここは迷わずビストロへ。実はこのエリア、カジュアルフレンチの激戦区なのです。

人気と実力を兼ね備えたビストロを9店まるっと総まとめ。



素朴に仕上げた「オニオングラタンスープ」
※季節などによりメニューは異なる。写真は一例
言わずと知れた渋谷の駅近ビストロ『コンコンブル』

渋谷


渋谷駅から徒歩1分という好立地ながら、パリ郊外のレストランでも修行を積んだシェフの奥村氏による本格的なフランス郷土料理がお財布に優しいお値段で味わえる。

アラカルトはもちろん、コースメニューもリーズナブルで利用しやすい。

カップルや仲間たちとの夜の会食はもちろん、ランチも人気が高く行列ができることもしばしば!



「仔羊のあら切りカレー フレッシュハーブ添え プロヴァンス風」。




「小エビとタラのピルピル チョリソーと白いんげん添え」
※季節などによりメニューは異なる。写真は一例
初心者も楽しめる本格バスク料理がそろう『サンジャン・ピエドポー』

渋谷


渋谷から明治通りを行き、並木橋を越えた先に位置する同店。

ここではスペインとフランスの国境に広がるバスク地方の料理が良心的な価格で楽しめる。今まで馴染みのなかった人も、海の幸から山の幸まで、自然の恵みが感じられる温かみのある料理に魅了されてしまう。

一度訪れたらあなたもいきつけになること間違いなし。



「自家製生ベーコンとグリュイエールチーズのキッシュ」




「カスレ」
※季節などによりメニューは異なる。写真は一例
大勢で行くほどコスパ良し『ブラッスリー ヴィロン』

渋谷


古き良きフランスを再現したような雰囲気の中、伝統的な郷土料理が味わえるお店。

それでいてどのメニューもボリューム満点なのが嬉しい。仲間4人で前菜を3〜4種類シェアし、最後にメインをひとり一皿というスタイルが最適。

人数がたくさん集まった際には選んで間違いない一店だ。



「フロマージュドテットのポワレ タルタルソース」メニューは一例




「シャルキュトリーの盛り合わせ(ハーフ)」
※季節などによりメニューは異なる。写真は一例
隠れ家のような雰囲気も楽しんで『ウルラ』

渋谷


東急本店近くにある同店は、ビルの2Fにあることもあり隠れ家的な雰囲気のお店。

カジュアルでありながら、ひとひねりある南部鉄器を使ったビストロ料理を楽しむことができる。ワインのセレクトも豊富なので、お酒好きも大いに満足できること間違いなし。

本格的な冬が始まるまではテラス席もおすすめだ。



「urura のフリッタータ」




「大きな自家製ソーセージのグリエ 豚肉と仔羊肉ソーセージの合盛り」
深夜までの営業もうれしい『ル・ブション・オガサワラ』

渋谷


渋谷は松濤エリアにて深夜まで営業している人気店。

どの料理もボリュームがあってコスパはとても高い。それでいて繊細で本格的な味わいを堪能できるのがポイント。

仲間たちと集まって、会話を楽しみながらワインとともに盛り上がりたい。予約困難店のため、事前にみんなで日程を決めてから向かうべし。



「本気ブイヤベース」


お次はショッピング後に行きたい、表参道のコスパ優秀店が登場!


世界を賑わすファッションブランドが軒を連ねる街、表参道。実は本当にコスパのよいビストロの宝庫としても見逃せないエリアでもある。休日のショッピング帰りに立ち寄ってみては?



「富士鶏のロースト」
※コース内容は、季節などによって入れ替わる。
フレンチ好きなら一度は行くべき定番店『ラス』

表参道


人気店『カラペティバトゥバ!』から独立した兼子大輔シェフが2012年にオープンさせたのが当店。

メニューはランチ、ディナーともに¥5,000の「おまかせ1コース」のみ。コース内容は約3週間で入れ替わるため、毎回旬な食材が楽しめる。

コースのはじめにいただく名物のフォアグラのクリスピーサンドは、一度食べたら忘れられないはず。



デザート「キャラメルアイスとアップルパイ」




「サバのリエット かんずりとレモン風味」
※季節などによりメニューは異なる。写真は一例
ワイン好きと訪れたい『アミニマ』

外苑前


味わい深い木のテーブルが並ぶ店内は、パリ郊外のビストロを想起させる。

フランスの家庭料理をテーマに、オーナーの鳥山由紀夫氏が気さくにワイン選びのアドバイスをしてくれるので、初心者でも安心。

新潟特産の「かんずり」とともに食すサバのリエットは、鳥山氏イチオシのオーダーを忘れてはならない名物料理だ。



「イワシのオリーヴオイル煮 白バルサミコ風味」




人気メニュー「フレッシュキャビアと焙じ茶のチャイ」
『シルク』

表参道


フォアグラやキャビアといった高級食材、“シャンパンの王様”クリュッグなどがお値打ち価格で堪能できるお店。

初めて訪れる際には、ディナー全7品¥5,000のコースがおすすめ。

多量のキャビアと上質の生クリーム、そしてお米ムースを組み合わせたチャイは、リピーターが後を絶たないスペシャリテだ。



「ローランペリエ」、「クリュッグ」


「グラニースミス オーガニックローズ 燻製帆立」
※季節などによりメニューは異なる。写真は一例
見た目にも楽しい品々がそろう『キキ ハラジュク フリュイ ドゥ マ パッション』

明治神宮前


“季節のフルーツを取り入れたフランス料理”をコンセプトに、果物を積極的に取り入れたコース料理が味わえる。

ワインはフランスの自然派のみをそろえ、野菜は全国30軒の有機野菜生産者から、直接仕入れた新鮮なもの。たくさん食べても重くない、体も喜ぶ一店だ。



「いちじくのカツレツ ディルと味噌のタップナード」メニューは一例