インテルは30日のセリエA第2節で、カルピにアウェーで2-1と勝利した。ロベルト・マンチーニ監督は、2連勝で首位タイに立っていることを喜んでいる。2得点のステファン・ヨベティッチの決定力には、言うことがないだろう。むしろマンチーニ監督が批判しているのは守備面だ。

「今日でリーグ戦が終わりなら最高なんだけどね。だが、あと36試合が残っている。ヨベティッチ? 我々はアシストとゴールを決めてもらうために彼を獲得した。ステファンはまだ大きく改善できる。チーム全体も同じだ」

「カルピのゴールは、ペナルティーエリアの外からのシュートがクロスになったところから生まれた。我々はもっと早くに勝負を決めて、もう少し落ち着いて後半を過ごせるようにしなければいけなかったんだ。0-0の段階で何度かチャンスを許すこともあるのは当然だよ。とにかく、我々は失点してからもうまくチャンスをつくった。私ももういい歳だ。いつもこんなに苦しんではいられないよ」

マーケットについて、マンチーニ監督は次のように述べている。

「エルナネスがユヴェントスに? 彼はとても強く、我々にとって重要な選手だ。プレーしなかったのはフィジカルの問題が理由なだけだよ。それで(マルセロ・)ブロゾビッチを使った」

決勝点となるPKを獲得したフレディ・グアリンは、次のようにコメントしている。

「僕らにとって大事なのは勝つことだった。カルピが後半によりアグレッシブになったために、とても苦しんでの勝利だったけどね。でも、僕らもしっかり集中していた。僕にとって大事なのはメンタリティーだ。選手たちはそろっているんだからね。集中が必要だ。移籍? 僕はインテルのことを考えている」

2ゴールを記録したヨベティッチは、このように述べた。

「今は調子が良い。少なくとも3、4試合連続で出場することで、試合勘を取り戻さなければいけないだけだ。このゴールをマンチェスター・シティと(マヌエル・)ペジェグリーニ監督にささげる? いや、今日は僕もエディン(・ジェコ)もゴールを決めた。みんなハッピーだ。(イヴァン・)ペリシッチの加入? うれしいね。彼のことはとてもよく知っているんだ。大きな助けとなるだろう」