17日より都内・国立代々木競技場では体操・NHK杯が開催される。

世界選手権代表選考会を兼ねた同大会は、既に内定した内村航平の他、僅か2選手の代表枠となるため熾烈な争いが繰り広げられる。

すると15日放送、日本テレビ「news zero」では今大会に臨む加藤凌平(順天堂大学)を特集。父・裕之さんとの複雑な関係もクローズアップした。

体操選手として活躍した裕之さんは、平行棒で「カトウヒロユキ」というG難度の技を持つ。29歳で現役を引退すると、その後は指導者に。ロンドン五輪で代表コーチになると、凌平も出場した団体総合での銀メダル獲得に貢献、親子で五輪に挑戦した。

だが国内での大会となれば裕之さんと凌平は複雑な関係となる。それは裕之さんが日本体操界のエース・内村航平が所属するコナミの監督を務めるからだ。国内一、世界一を目指す凌平にとって内村はいつか超えなければならない存在であることは言うまでもない。

番組のカメラに裕之さんは「内村選手は色々な面で世界一ですので、それを超えるっていうのは本当に難しい。(凌平とのやり辛さは)常にありますけど、そこは割り切ってチームの仕事に徹する」と語ったが、その一方で「父親として凌平には精一杯頑張れと」と子を心配する父親の顔ものぞかせた。

そんな父については凌平自身も「父親はコナミの監督ということで大々的に僕のことを応援できる立場にない」と理解を示すが、その上で「例えば試合入る前に“頑張って”って握手を求められたり、電話で“調子はどうだ?”とか。父親はコナミも僕も両方大事に思ってくれていると思うので心強い味方です」と胸のうちを明かした。