iPhone 6/6 Plusが値上がりしたが、まだギリギリ間にあう?購入するラストチャンスは4月中か

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急激な円安の影響により、日本でも大人気のiPhone 6/6 Plusが値上がりというニュースが流れている。すでに、3月にはSIMフリー版が1万円ほど値上がりしたほか、4月からはドコモ版やソフトバンク版も値上げをしている。

しかしながら、あきらめるのは、まだ早い。
ドコモ版やソフトバンク版といったキャリア向けiPhoneについては、実質負担額の兼ね合いでまだ割安に購入できるタイミングがあるのだ。

●狙いは通信料金割引サービスの増額が続いている”イマ”
4月17日現在、ドコモとソフトバンクはiPhoneの値上げに踏み切っているが、KDDIはまだ値上げをしていない。
それを踏まえて、ドコモとソフトバンクのiPhone 6/6 Plusの料金を比較してみよう。

NTTドコモ

iPhone 6 64GBモデルが機種変更でもキャンペーン期間中は実質負担額が2万5000円程度


・ソフトバンク

本体価格は高いが割引が厚いため全体的に割安感のあるソフトバンク


ドコモもソフトバンクも、iPhoneの本体価格自体は値上がりしており、モデルにもよるが1万円前後の値上げ幅となっている。

しかしながら、それに合わせて月々の料金割引(月々サポート、月月割)を厚くしているため、まだ実際の負担額は、値上げ前と変わらない状態なのだ。

とくにドコモの場合は、
「iPhone春トク割」という料金割引キャンペーンをゴールデンウィーク明けの5月10日まで行っており、2年間で9,720円の割引を行っている。

ソフトバンクの場合は、
キャンペーンは行っていないが、月月割を改定することにより値上げ幅分を吸収させている。

気になる割引期間だが、
ドコモは5月10日までと明確に期限が切られている。一方、ソフトバンクは明確な期限は公開していない。だが、割引を変更するタイミングで多いのは、月末または、ドコモに合わせたゴールデンウィーク期間明けまで、となる可能性はじゅうぶん考えられるだろう。

こうした状況から、iPhone 6/6 Plusを割安で購入したいのであれば、できれば4月中に、遅くともゴールデンウィーク期間中というのが、ひとつの目安かもしれない。

いつ実質値上げが行われるかは、非常に特定しにくい状況なので、近々でiPhone 6/6 Plusの購入を検討している人は、ひんぱんにショップへ足を運び、情報をチェックしたほうが良さそうだ。

●最後の砦、KDDIのiPhone値上げはいつ?
さて、最後に気になるのが、現在は値上げを行っていないKDDIの動向である。
アップルのSIMフリー版やドコモ、ソフトバンク版も値上げを行っている状況の中、今後もKDDIだけが値上げをしないということは考えにくい。

公式の情報ではないが、TwitterなどのSNS上ではゴールデンウィークに入る直前の4月24日あたりという憶測も飛び交っているが、あくまでも憶測の域を出ない。
実際、KDDIの正式発表を待つしか無いという状態だが、値上げまで時間の余裕は、それほど多くはないだろう。

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布施 繁樹