昨日の欧米タイムでは、中国の鉱工業生産が市場予想を上回ったことに加え、米国の5月小売売上高が市場予想ほどの落ち込みを見せなかったことから株式市場でリスクテイクが強まった。この影響を受け、為替市場でもユーロや豪ドルといったリスク通貨で買い圧力が強まる展開へ。一方、円やスイスフランは下落した。ただ、このままリスクオンの流れになる可能性は低いのではないか。昨日の一時的な熱狂の裏では、欧州ソブリンリスクが