14歳のジャンルカ・カプラーリ君は、ASローマのホーム「オリンピコ」でボールボーイをしている。やはりピッチのかたわらで職務に励んでいた26日のパレルモ戦で、どでかい“仕事”をやってのけた。0対0のこう着状態。主審がローマに右CKを与えた後半14分のことだった。ピッチの外でボールを拾ったジャンルカ君は、キッカーのMFタッデイが即座に蹴られるようコーナーフラッグの下へ猛ダッシュ。「音速の速さで(地元紙)」コーナ