98年のW杯フランス大会開催を機に建設された競技場、スタッド・ド・フランス(パリ近郊サン・ドニ市)が1月28日にオープンから丸10年を迎えた。10年前のオープニングイベントは、W杯開幕をほぼ4ヶ月後に控えての親善試合、フランス対スペイン戦だった。この試合で、記念すべきスタッド・ド・フランスの初ゴールを決めたのが当時25歳だったジネディーヌ・ジダン。代表29試合目(生涯通算108試合)、20ゴール目(同31)だった。