投資アドバイザーの鳥海翔が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」にて『貯めれば貯めるほど安心とは限りません。20代から60代まで年代別に考える必要資産と投資を続ける判断基準を徹底解説します!』と題した動画を公開した。動画では、インフレ時代において何もしないと現金が目減りする現状を背景に、年代別の最適な資産運用について解説している。

鳥海氏はまず、「時代が変わったため、何もしないと確実にお金の価値が目減りして損をする」と資産形成の重要性を提示する。全世代共通の基本として、一時的な下落リスクはあるものの、長期的に年利約7%のリターンが期待できるS&P500や全世界株式を中心とした積立投資を推奨した。

各年代の戦略について、20代は「時間」という最大の武器を活かし、月5,000円の少額からでも早く始めることと並行して、仕事のスキルを上げて収入を増やす「人的資本」への投資が重要だと語る。30代はライフイベントに振り回されやすいが、教育資金と老後資金を分けずにシンプルに月3万円をまとめて運用することを勧める。「教育資金として奨学金を借り、親がその返済を肩代わりしたほうが、親の老後資産は圧倒的に増える」とシミュレーションを交えて解説し、老後資金に1,200万円以上の差が生まれるという意外な事実を提示した。

40代と50代については、老後に必要な額から逆算して毎月の投資額や出口戦略を具体的に計算することが必須だと指摘。さらに60代の資産形成については、金融投資だけでなく「働き方が超重要」だと語る。退職時期を65歳や70歳に延ばし、無理のない範囲で働き続けることで、資産を取り崩さずに生活できる期間を長く確保できると力説した。

「金融投資だけで考えるのではなく、働き方なども踏まえて総合的に判断することが大切」と語る鳥海氏。漠然とお金を貯めるのではなく、年代ごとの強みや課題を正しく理解し、人的資本と金融投資のバランスを取りながら資産を育てていくための、知的好奇心を満たす充実の解説となっている。

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