YouTubeチャンネル「北欧漫才プロジェクト」が、「ベトナムで日本のお笑いイベントを開催してる人に聞いてみた!【笑いの越境者】」と題した動画を公開した。ベトナムでお笑いイベントを手がける西風じゅん氏が出演し、現地でのイベント運営や、日本のお笑いを届ける中で印象に残った出来事について語っている。

ベトナム・ホーチミンで日本のお笑いイベントを企画・運営する西風氏。直近では現地の夏祭りイベントにお笑い企画を取り入れ、ラニーノーズや元オジンオズボーンの篠宮暁らが出演したという。

海外でイベントを行う際には、さまざまな準備や確認が必要になる。特にベトナムでは事前申請が厳しく、「露出が高い芸人さんって日本に多いじゃないですか。そういう方々は、呼べないか、ちゃんと服を着てやってもらう」と、衣装についても配慮が必要だと説明した。また、イベント内容を申請する際には、「お笑い」という概念を伝えることが難しく、「最初の1年目が一番大変でしたね」と振り返った。

印象に残っている出来事として、3、4年前に日本のトリオ芸人「スーパーサイズ・ミー」が、コントを披露した際のエピソードも紹介した。ベトナムの若者たちが身を乗り出して見ながら笑っている様子を目にし、「『なんか笑ってる!』『てか見てくれてる!』ってなって、それ見た瞬間にちょっと泣いちゃって」と当時の気持ちを語った。「自分のやりたいことを始められたな」と感じた瞬間だったという。

今後については、11月にお笑い単独のイベントを開催予定。「ベトナム人向けのコメディライブ」と「日本人向けのライブ」に分け、現地のスタンダップコメディアンもゲストに招く予定だという。

長期的な目標について問われると、西風氏は、現地の人が日本のお笑いに興味を持ち、「漫才というものが何か、もっと知りたい」と思うようになり、将来的には現地から演者が生まれていくことを目標として挙げた。北欧漫才プロジェクト代表のGEN TAKAGI氏も「もしベトナム人漫才師が生まれたら、当然フィンランド人漫才師たちと交流させたい」と話し、今後の広がりへの期待を語った。

日本のお笑いを海外へ届ける取り組みについて、実際の経験や今後の展望を聞く内容となっている。

チャンネル情報

「日本の笑いを北欧へ」というビジョンのもと活動する北欧漫才プロジェクトのチャンネル。プロジェクト代表GEN TAKAGIが、フィンランドでの漫才イベント、現地で生まれた漫才コンビ、漫才普及のプロセスなどを発信しています。