元教師のすぎやま氏が、自身のYouTubeチャンネルで「不登校なのに体育祭だけ出るのはアリ?~元教師が先生の本音を話します~」を公開した。動画では、不登校の子どもが体育祭などの行事だけ参加することに対する是非や、参加する際の注意点について、現場を知る立場から具体的な提言を行っている。

「うちの子、学校に行けてないのに体育祭だけは出たいって言うんです」という保護者からの相談が多いと切り出したすぎやま氏。結論として、いくつかのポイントを押さえれば参加は可能だと語る。まず「『出たい』と言えた時点で大きな一歩」だとし、行きたいけれど行けずに苦しんでいる子どもが自ら意思表示できたことを、まずは褒めて受け止めるべきだと主張した。

一方で、大人が一緒にノリで突っ走るのではなく、どの競技なら参加できるかを冷静に考える必要があると指摘。特に厳しい意見として「集団競技に出るのはやめた方がいい」と断言した。ムカデ競争や大縄跳びなどに練習ゼロで当日いきなり参加することは、何ヶ月も前から必死に練習してきた周りの子たちに迷惑をかけ、気持ちを踏みにじる可能性があると懸念を示す。また、長期間体を動かしていない状態での全力ダッシュは怪我のリスクがあるとし、本人自身の体の問題からも無理をさせるべきではないと説いた。

その上で、どうしてもリレーや大縄跳びに出たいという子に対しては、「当日までに練習に参加しよう」と働きかけることを推奨している。小中学生は自分を客観視する力がまだ育ちきっていないため、いきなり本番に入った際にどうなるかを大人が教えてあげる必要があると語った。

最後にすぎやま氏は、子どもが運動会に行きたいと言った場合、「必ず先生に一報を入れる」ことを強く求めた。体育祭当日の教員は座る暇もないほど忙しく、急な参加には対応しきれないことがあるため、事前連絡があれば安心安全に過ごせるよう調整できるという。子どもの気持ちを尊重しつつ、周囲への配慮も忘れないための現実的なアドバイスで動画を締めくくった。

チャンネル情報

群馬に移住して高校をつくる静岡の元中学校教師 通信制高・専門学校教員 日本一バズってる現役教師YouTuber(総Fw78万人超)📚 著書4冊 不登校支援『新時代スクール』経営 LGBT🌈ゲイ 公立中学校教員として10年以上勤務したのちに独立。 コロナで自己破産寸前のドン底におちいるがそこからバズって起死回生。 現在は教育系インフルエンサー、SNSコンサルタント、教育評論家として活動している。