医師のひかつ先生が自身のYouTubeチャンネルで「「高齢者の負担増=命の危機」は嘘?医師会が絶対に言えない 医療費のカラクリ。」を公開した。動画では、日本医師会の会長が高齢者の医療費窓口負担を原則3割に引き上げる案に難色を示している件について、現役医師の立場から医療費の世代間格差や医師会側の思惑に切り込み、持論を展開している。

動画の冒頭、ひかつ先生は日本医師会会長が「高齢者の医療費3割負担は乱暴だ」と懸念を表明したニュースを紹介。これに対し、医療を最も頻繁に利用するヘビーユーザーは高齢者であると指摘。さらに高額療養費制度によって一定額以上の負担は免除される仕組みがあるため、「3割負担でもいいんじゃないの」と疑問を投げかけた。

一方で、年金生活を送る高齢者にとって、これまでの1割・2割負担を前提とした人生設計が崩れることへの同情も口にする。しかし、話題を全世代の社会保障に向けたひかつ先生は、現行制度のままでは若者やこれから生まれてくる子供たちが将来的に5割負担といった重いツケを払わされる可能性があると危惧する。

さらに、「データ上は金融資産の6割以上が65歳だか70歳以上が持っている」という事実に言及。資産に余裕のある高齢者には相応の負担を求めるべきだと主張した。また、日本医師会が3割負担による受診控えを懸念する裏には、薬の処方や頻繁な通院が減ることで開業医の収益が落ちることを嫌がる背景があると独自の分析を披露した。

動画の終盤、ひかつ先生は日本の輝く未来を作るためには、現役世代や若者への投資が不可欠であると強調。「そこは資産持っているわけだから、これを上げていくっていうのはすごい真っ当な意見」と述べ、日本の皆保険制度を守り抜くためには、余裕のある高齢者に対して厳しくとも負担増をお願いすることは避けられないと結論づけた。

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