【新潟県村上市】65歳以上同士の介護が61.9%に。元刑事が警鐘を鳴らす「介護・看病疲れ」の末路
治安戦略アナリストで元警視庁刑事の小比類巻文隆氏が、YouTubeチャンネル「元警視庁刑事・小比類巻文隆【最後の取調室】」にて、「【新潟県村上市】両親と長男の3ご遺体が。老老介護心中の可能性?元警視庁刑事が解説」と題した動画を公開した。動画では、新潟県村上市で発生した一家3人の死亡事件を取り上げ、その背景に潜む老老介護の問題や、超高齢社会における過酷な実態について解説している。
事件は8月29日の朝、新潟県村上市の住宅で88歳の父親、84歳の母親、63歳の長男が死亡しているのが発見されたもの。長男は台所で首を吊った状態で見つかり、両親の遺体には複数のあざがあったという。小比類巻氏は、長男が両親の命を奪った後に自殺を図った無理心中の可能性を指摘し、現在警察が事件の全容を捜査中だと述べた。
さらに、小比類巻氏はこの事件の背景として、長男が両親を介護していた可能性に言及した。厚生労働省が2023年7月に公表した最新の国民生活基礎調査を引き合いに出し、同居する介護者と要介護者がともに65歳以上である割合が全国で61.9%に達している実態を説明。「老老介護はもはや一部の家庭だけの問題ではなくなっている」と指摘した。また、認知症の介護などでは、夜間の徘徊や金銭管理への対応で介護者が長時間気を抜けず、心身ともに限界に追い込まれる現状を語った。
実際に、警察庁の統計でも「介護・看病疲れ」を動機とする殺人や自殺が多数発生している状況に触れ、高齢化が進む日本においてこうした事件は決して特殊ではないと警鐘を鳴らした。小比類巻氏は、介護者が限界を迎える前に「家族の外から支えてあげる仕組みをどの様に機能させていくのか」が重要だと訴え、事件の真相究明とともに、社会全体で考えるべき喫緊の課題であると総括した。
事件は8月29日の朝、新潟県村上市の住宅で88歳の父親、84歳の母親、63歳の長男が死亡しているのが発見されたもの。長男は台所で首を吊った状態で見つかり、両親の遺体には複数のあざがあったという。小比類巻氏は、長男が両親の命を奪った後に自殺を図った無理心中の可能性を指摘し、現在警察が事件の全容を捜査中だと述べた。
さらに、小比類巻氏はこの事件の背景として、長男が両親を介護していた可能性に言及した。厚生労働省が2023年7月に公表した最新の国民生活基礎調査を引き合いに出し、同居する介護者と要介護者がともに65歳以上である割合が全国で61.9%に達している実態を説明。「老老介護はもはや一部の家庭だけの問題ではなくなっている」と指摘した。また、認知症の介護などでは、夜間の徘徊や金銭管理への対応で介護者が長時間気を抜けず、心身ともに限界に追い込まれる現状を語った。
実際に、警察庁の統計でも「介護・看病疲れ」を動機とする殺人や自殺が多数発生している状況に触れ、高齢化が進む日本においてこうした事件は決して特殊ではないと警鐘を鳴らした。小比類巻氏は、介護者が限界を迎える前に「家族の外から支えてあげる仕組みをどの様に機能させていくのか」が重要だと訴え、事件の真相究明とともに、社会全体で考えるべき喫緊の課題であると総括した。
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チャンネル情報
元警視庁刑事・国際捜査官。1993~2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。