失敗から学ぶ――。この言葉を耳にする機会は多いが、実際に失敗するのは怖い。誰かに責められるのではないか、評価が下がるのではないか。自分の無力さを突きつけられるようで、つい目を背けたくなってしまう。マシュー・サイドの著書『失敗の科学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、こうした人間の心理や組織文化に深く切り込みながら、失敗を学びに変える方法を明快に示している。