1977年に北朝鮮に拉致された鳥取県米子市出身の松本京子さん(当時29歳)の自宅で、京子さんが拉致される直前までつけていた同年の手帳が今月、見つかった。旅行や買い物の予定が細かな字で書き込まれていたが、拉致されて以降は、空白のままだ。京子さんの兄の孟(はじめ)さん(77)によると、手帳は自宅玄関横の棚の中にあった。京子さんの帰りを待ち続け、2012年に89歳で死去した母の三江さんの年金手帳など