遺体が発見された山林内の空き地=2018年4月、鹿児島県日置市鹿児島県日置市で2018年、親族ら5人を殺害したとして殺人と死体遺棄の罪に問われ、20年12月に一審鹿児島地裁で死刑判決を受けた無職岩倉知広被告(45)の控訴審初公判が30日、福岡高裁宮崎支部(平島正道裁判長)であり、被告の精神鑑定を実施した医師が出廷し、統合失調症とみられる症状があると証言した。鑑定医は、行動の基盤に妄想があるとした上で「思考のほと