長距離戦を得意とする友道厩舎のメリオーレムが急上昇。芝コースでの最終追いは僚馬アドマイヤテラを2馬身追いかけて併入した。6F83秒2〜1F11秒5は派手な時計ではないが、余裕綽々(しゃくしゃく)な脚取りに充実ぶりが見てとれる。石橋助手は「1回使った方がいいタイプで神戸新聞杯(5着)を挟んだが、思った通り馬体に張りが出た。メンタルもピリッとしてきて、いい方向に向いている。いい準備ができた」と上積みを強調する。