えん罪が明らかになった機械メーカー「大川原化工機」の社長らが国などに損害賠償を求めた裁判の控訴審で、警視庁公安部の当時の捜査員が9日、証人として出廷し、事件を立件した理由は「決定権を持っている人の欲だ」と語りました。「大川原化工機」の社長らは軍事転用可能な機械を不正に輸出したとして警視庁公安部に逮捕された後、起訴を取り消されました。社長らが国と東京都に損害賠償を求めた裁判の控訴審で9日、当時の捜査員