石破茂内閣が誕生した。総裁選では麻生太郎が対抗馬の高市早苗に流れたが、岸田文雄氏、菅義偉氏を味方につけて総理の座を勝ち取った。これまで自民党の主流派から冷や飯を食わされ続けた因縁からか、石破氏は旧安倍派を内閣から一掃した。そして就任後の初めての記者会見で衆議院の解散を宣言し、「10月9日解散表明、15日公示、27日投開票」というスケジェールを示した。石破総理はもともと、解散権の濫用に関して自民党